10月に入り、秋といえば、
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、そして読書の秋など、
様々な楽しみ方がありますね。

そんな中ゆっくり読書を楽しみたい、
と考えている方もいるのではないでしょうか。

ただ、読書をしている最中や、はたまた普段のお仕事中など、
皆様はこんな姿勢になっていませんか?


・上半身全体が前屈みになっている

・頭が首より前に出ている

・頭を下げて、うつむきがちになっている

実は、このような姿勢を長時間続けると
「首を短く見せてしまう原因」を作ってしまうのです。

今日は、そんな「首」についてのお話です。


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普段の姿勢が
どんどん首を短くしてしまう?

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では、ここで首の状態をチェックしてみましょう。


立ったまま・座ったままのどちらもでもかまいませんので、
振り向くように首を左右にひねってみてください。


※首は可動域がとても大きい部分ですので、
本来であれば前に60度、後ろと左右に50度ほど倒すことができ、
そして、振り向く時には約60度もひねることができます。


いかがでしょうか?


もし、どちらかに違和感や、ひねりにくさを感じた場合は、
首~肩周りの筋肉が凝っている
(=緊張して収縮した状態になっている)証拠です。


実は、この首~肩周りの凝りを放置していると、
首がどんどん短く見えてしまいます。


というのも、



・上半身全体が前屈みになっている

・頭が首より前に出ている

・頭を下げて、うつむきがちになっている



というような状態が続くと、
首を持ち上げてくれる胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という、
首を曲げたり、ひねったりするときに使われる筋肉に負担がかかり、
凝りが生じます。



凝りが生じると、
胸鎖乳突筋の伸縮がスムーズにいかなくなり、
元々問題なくできていたはずの首を真っすぐ引き上げることが
難しくなってしまうのです。


また、胸鎖乳突筋の周りには、
たくさんのリンパが集中しています。

凝りはリンパの流れも悪くしてしまうので、
顔のむくみにつながり、
首から肩にかけての境目がスラっと見えなくなるのです。


首を自然に真っすぐと引き上げ、長く見せるには、
まずは胸鎖乳突筋の凝りをほぐしてあげることが近道です。




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まずは、下げて。
そして、斜め上に!

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まず、胸鎖乳突筋をほぐす前に、
肩に不要な力みのない状態にすることが第一歩です。


両肩をゆっくりあげて、スッと落とします。
そして、肩甲骨を寄せて下げるようにすると
不要な力みのない状態
にできます。


それができたら、
胸鎖乳突筋をほぐしていきましょう。


1.
手をクロスさせて胸の前をおさえます。


2.
その状態で、頭を後ろにゆっくり倒していきます。


3.
後ろに倒した頭を真っすぐに戻し、
左斜め上を見るように、頭をあげます。
胸鎖乳突筋が伸びている状態で30秒ほどキープします。


4.
左斜め上から真っすぐに戻し、右斜め上も同様に行います。
(同様に30秒キープします。)


5.
1~4の工程を1セットとして朝晩1~2回ずつ行います。


頭を倒す時は、決して無理はせずに、
ゆっくりと行ってください。



胸鎖乳突筋をしっかりほぐすことで、
真っすぐに伸びた、スラッとした首周りを
手に入れることができますよ。


今日から是非、取り入れていただき
美しく快適にお過ごしくださいね(´v`*)