どんなに抵抗しても、
時間は１分、１秒と過ぎていくので
誰もが皆、平等に歳をとり、加齢が進んでいきます。 では、よく似た意味として捉えられがちな
老化はどうでしょうか？ 加齢は時間の流れ、
老化は加齢に伴う衰えを指しますので、厳密に言うと加齢と老化は意味が異なります。
そんな中、同じ年齢でも、
実年齢よりも若く見えたり、逆に老けて見える人がいます。
その秘密は、この老化にあるのです！
本日は、
いつまでも若々しく過ごすための
食生活で気をつけるべき「老化」対策に関するお話です。
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最近よく耳にする、
「糖化（とうか）」・「ＡＧＥ」って？
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雑誌やテレビ番組で、「糖化」という
言葉を聞いたことがありますか？ 「糖化」とは、
たんぱく質と糖質を加熱することで、
褐色の物質（＝コゲ）ができる反応のことです。
例えば、ホットケーキを作る時にできる
こんがりとした色味は、材料の卵と砂糖が
混ざり合って、熱した時に起こる糖化反応によるものなのです。
この糖化は近年の研究で、
身体にあるタンパク質と、食品から摂取した糖質※、
そして体温によって
私たちの身体の中でも起きていることが分かりました。
※北の快適工房の『みんなの肌潤糖～アトケアタイプ～』を始めとする
「みんなの肌潤シリーズ」など、
スキンケア用品の成分として砂糖を使用している場合は、
肌への浸透の範囲が「角質層まで」のため糖化を引き起こす原因にはなりませんので、
ご安心ください。
この糖化によって生成、蓄積される
「ＡＧＥ（終末糖化産物）」という“身体の中のコゲ”が
老化の原因なのです！
特に身体のコラーゲンが
このAGEから大きな影響を受けます。
コラーゲンといえば
肌の成分と認識している方も多いかと思いますが、
実は、体内のタンパク質の約３０％はコラーゲンで構成されており、
血管や骨、目などにも幅広く存在しています。
ＡＧＥが増えると、コラーゲンの持つ弾力性が失われてしまう上、
コラーゲンの再生を阻害してしまいます。
また、古くなったコラーゲンはどんどん蓄積してしまうのです。
そうなると、
肌トラブルはもちろんのこと、
動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞のリスクも高まります。
そんなAGEを作りだす糖化は、血糖値が高い状態が続く、
または急上昇することで起こりやすくなります。
そこで気をつけなければいけないのが普段の食生活です！
では、どんな食生活を心がければ良いのでしょうか？
身体の中の糖化を防ぐ3つの対策を紹介いたします！
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いつもの食事が、
糖化を促進させているかも？！
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１．朝食をしっかりとる・ゆっくり食べる
例えば、朝食を抜いた状態で昼食をたくさん食べると、
血糖値が一気に上昇します。
すると、それをコントロールしようと
インスリンが大量に分泌され、
今度は血糖値が急激に下がります。
このような血糖値の乱高下は、
糖化を促進し、糖尿病のリスクを増加させてしまうので
朝食はしっかりとりましょう。
また、食事の際には
・早食いせず、ゆっくり食べる
・野菜→肉・魚→ごはんの順で食べる
以上のことを心がけると、
糖質の吸収が穏やかになり、血糖値の急上昇を防ぐことができます。
２．高温調理品に注意！
そもそも、糖質の過剰摂取を抑えれば、
体内でのＡＧＥ生成を予防することにつながりますが、
実は、私たちはＡＧＥを体内で生成するだけでなく、
食品からも摂取しています。
食品に含まれるＡＧＥは、一部は消化の段階で分解されますが、
５％～１０％は、体内に蓄積されます。
つまり、ＡＧＥが多く含まれる食事は、
老化を早めてしまうのです。
ＡＧＥは、色味からも判断がしやすい、
高温調理している焼き物や、揚げ物に多く含まれます。
特に、揚げ物が多いファーストフードは
ＡＧＥが多く含まれる食品として知られています。
日頃からファーストフードを食べる機会が多い方は、
この機会に量や頻度を減らすことをおすすめいたします。
３．おすすめは「カテキン」
お茶などに含まれるカテキンは、
糖質とタンパク質がくっつくことを防ぎ、
血糖値の上昇を抑えるはたらきがあります。
食前や食事中に飲むことで、
ＡＧＥの生成を防ぐことが期待できます。
ただし、お茶の中には、
カフェインが多く含まれているものもあるので、
体調や体質に合わせて、無理なく摂取してくださいね。
このような糖化対策を意識した食生活は、
見た目の老化対策と、
身体の内側の老化対策を同時に行うことができます。
ぜひ、今日から食生活を見直して
いつまでも若々しくお過ごしくださいませ！
