前号では風邪やインフルエンザの対策方法として、

マスクの正しい使い方をご紹介しました。
⇒前号の快適のタネはこちら

ウイルスが多く存在する、
屋外や人が集まる場所での対策として
特に有効なマスクですが、それに加えて
「外から家に帰ってきた時」の対策もとても重要です。

そこで今回は、
家に帰ってきた時の対策として代表的な
「うがい」についてのお話をさせていただきたいと思います。

「なんだ、うがいか…( ´_ゝ`)」

と思われますか?

たかが「うがい」、と、侮ることなかれ!
実は、うがいは風邪やインフルエンザ対策において
マスクと同じくらい重要な役割を果たします。


前号のマスクの使い方に続いて、
今回は、改めてうがいの効果やその正しい方法について
ご紹介させていただきます!ヾ(o´▽`)ノ

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うがいの効果とは…?
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まずは、前号でも触れた
細菌やウイルスの感染経路についておさらいしてみましょう。


感染経路には、主に

空気中のウイルスや細菌を
取り込むことで感染する「空気感染」

ウイルスや細菌の付いた手などが
粘膜に触れて感染する「接触感染」

咳やくしゃみなどで飛び散った
ウイルスや細菌が粘膜に触れて感染する
「飛沫感染」があります。

吸い込まれた細菌やウイルスは
鼻や喉の粘膜に付着
して増殖します。
この細菌やウイルスを身体から追い出そうとする反応として
咳や鼻水、発熱などの症状が出ます。


喉には、細菌やウイルスの侵入を防ぐバリア機能として
以下のようなものがあります。

◆線毛と粘液
線毛は喉にある毛のような組織で、
喉を保護するために分泌された粘液を運びます。
この粘液が細菌やウイルスを包みこんで
身体に害を及ぼさないようにします。

◆扁桃(へんとう)
外から侵入してきた細菌やウイルスを
攻撃する役割のある器官です。

このような防御器官があっても
細菌やウイルスが大量に侵入したり、免疫力が低下していると
身体を守りきれない場合があります。

そこで役に立つのが“うがい”です!

うがいをすることで
喉に付着した細菌やウイルスを追い出せるだけではなく、
線毛を刺激することで粘液の分泌を促進する効果があり、
より効果的に細菌やウイルスの侵入を防ぐことができます。


さて、続いては
効果的なうがいの方法をご紹介いたします!

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うがいは「コップ」から?
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正しいうがいは、まず
清潔なコップを用意することから始まります。

汚れたコップには、
細菌やウイルスが繁殖している可能性があるので
必ず清潔なコップを使用しましょう。


コップの準備ができたら早速うがいをしていきますが、
この時ぬるま湯(30~32℃くらい)を使うのがポイントです。


細菌やウイルスに対抗する白血球は
水よりも、ぬるま湯を使ったほうが活発にはたらくため、
より風邪やインフルエンザの
予防効果を高めることができます。

ぬるま湯が準備できたら、
以下のような手順でうがいをしていきましょう!


1.

いきなり「ガラガラ」とうがいをせずに、
まずはぬるま湯で口の中をすすいでください。

食べ物のカスなどが残っている場合、
そこにも細菌が繁殖している可能性があります。
まずは口の中をすすいで、清潔にしましょう。

2.
次に、ぬるま湯を口に含み、
上を向いた状態で15秒ほどうがいをして、
ぬるま湯を吐き出します。

3.
続いて、数回うがいを繰り返しながら
「あー」「おー」などと声を出したり、
首を傾け、角度を変えながら
行ってみてください。

こうすることで
喉の奥、また
喉の横側についた汚れや細菌、ウイルスも
しっかりと洗浄することができ、効果が増します。


うがいを終えたら、
ウイルスや細菌が繁殖しないように
使ったコップをしっかり洗うことも重要です。


うがいの回数に絶対的な決まりはありませんが、
外から帰ってきた時などは
特に意識して行うようにしてくださいね。

マスクの使い方とあわせて、
正しいうがいの方法をマスターして
さらに効果的な風邪・インフルエンザ予防を行いましょう!