突然ですが、
毎日の
「食事」美味しく味わいたいものですよね。



人間は美味しさを感じると、
セロトニンという通称
「幸せホルモン」脳内で分泌され、
心も身体もイキイキと活動的になります。

実は、
この美味しさなどを感じ取る
「味覚」は、
知らないうちに衰えてしまう可能性があります。

今回はそんな「味覚」に関するお話です。       
  

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味覚ってどんな仕組み?
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味覚は、舌にある味蕾(みらい)という感覚機能に物質が触れ、
脳に刺激情報が伝わることで認識する感覚です。



実際は、見た目、香り、食感…といったあらゆる感覚から得た情報を
総合して味を認識しています※が、
この味蕾が味を感じる上で最も重要な器官です。

※例えば、鼻が詰まると味がわかりにくくなるの

味を感じる上で必要な情報(香り)が欠如して
いるからです。

さて、そんな味蕾が味を感じるためには、
大切な条件があります。
それは“水分が含まれていること”です。

味蕾は、液体や水分の含まれたものに
反応する性質を持っている
ので、
水分が含まれていないものに
触れた瞬間は味を感じ取れないのです。

しかし、水分が含まれない食べ物も
噛むうちに味を感じることができます。



例えば、クッキーやビスケットなどはパサパサと乾燥していますが、
噛んでいると甘味を感じます。

これは、咀嚼することで唾液(水分)と混ざって、
味蕾が味を感じ取っているのです。


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味覚が衰える原因とは?
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味覚の衰えの原因として
代表的なものの1つが「亜鉛不足」です。

味蕾は活発に細胞分裂をしており、
生まれ変わりのサイクルが早い器官ですが、
この生まれ変わりに亜鉛を必要とするため、
亜鉛不足は味覚の衰えを招きます。


「じゃあ、亜鉛をしっかり摂っていれば
問題ないんだ!」


と、思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
実はこれ以外にも味覚が衰える原因があります。
それは「加齢」です。

味を感じる器官である味蕾は20歳頃に増加のピークを迎え、
それ以降は加齢に伴って数が減少していきます。


歳を重ねると、濃い味を好むようになるのは、
この味蕾の減少によって
味を感じにくくなっているからです。

さらに、味蕾だけでなく、
唾液の分泌量も加齢とともに減少していきます。

前述の通り、味を感じるためには唾液などの水分が必要なため、
これも味を感じにくくする要素です。

加齢自体は避けられませんが、
日常生活の中でできる味覚ケアがあります。
ぜひ参考にしてください!

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味覚ケアのポイント!
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日常生活では 以下のポイントを抑えておくと
味覚をイキイキ保つことができます!

1.唾液の分泌を促そう!
味を感じるために重要な唾液は
以下のような方法で分泌を促すことができます。

●飴、ガム、梅干し、レモン、たまねぎなど
飴やガムは
手軽に唾液を分泌させられます。
酸味のある梅干しやレモンも効果的です。



また、たまねぎに含まれている「ケルセチン」という成分には
唾液の分泌を促す作用があります。

●口の中から!
食べ物をよく噛むのも、
唾液を分泌させる上で重要です。
20~30回ほどを目安に、
食べ物はよく噛んで食べましょう。


また、
「舌のエクササイズ」もおすすめです。
上下の唇の裏側を舌でぐるりとなぞると、
唾液腺が刺激されて分泌が促されます。

時計回りに5周、反時計回りにも5周を1セットとして
1日1回を目安に行ってみてください。

●口の外から!
外から唾液腺をマッサージするのも有効です。

耳の横から顎の下にかけて、
指の腹を使ってくるくると円を描くようにマッサージをしてみてください。
1日1~2分が目安の時間です。

2.亜鉛を摂取しよう!
味蕾を元気に保つためには亜鉛が重要です。
食事から意識して摂取しましょう。

また、亜鉛は
ビタミンCと一緒に摂取すると
吸収効率が高めることが可能です。



・牡蠣を食べる時にレモンを絞る

・緑黄色野菜のサラダに
松の実などのナッツ類をプラスする

・納豆にかいわれ大根を添える


上記の食べ合わせを参考にしながら、
亜鉛とビタミンCを同時に摂取してみてください。

また、味覚に影響を与えているのは、
疾病や摂取している薬の
副作用である場合があります。

急に味覚の衰えを感じていたり、心配な場合には、
安易に自己判断をせず、お医者様へ相談しましょう。

ちょっとした心掛けで、
いつもの食事がさらに楽しくなります!
いつまでも美味しく、
HAPPYな食生活を送っていきましょう!