みなさんは肩をぐるっとスムーズに動かせますか?

「そういえば最近なんか違和感が…」

「前はもっとスムーズに腕が上げられたのに…」


そのように感じる場合、
もしかすると「四十肩」「五十肩」と呼ばれる状態に
なっているかもしれません。




つらい痛みを伴うこの症状。
その名の通り40代以降で発症しやすいものですが、
実は最近、20代、30代の方にも
お悩みを持つ方が増えてきているんです。

今回は、そんな
四十肩、 五十肩についてのお話です。


==============================

“四十肩”や“五十肩”って何?
==============================

四十肩、五十肩というのは通称であり、
正確にはどちらも「肩関節周囲炎」という名称がついています。

これは肩関節の周囲に起きる炎症で、

・肩が固く重くなる
・腕が上げにくくなる
・動作に痛みを伴う


といったものが代表的な症状です。
程度は人によって様々で、
違和感程度の場合もあれば、
動かせないほどの激痛が伴う場合もあります。

実はこの状態の明確な原因は特定されておりませんが、
40~60代の方に多く発症することから、
肩関節を取り巻く腱や筋肉組織が
老化に伴って柔軟性を失うことが原因と言われています。

肩こりは筋肉疲労による老廃物の排出不良、
つまり血液循環の悪化によって
引き起こされるのに対して、

四十肩や五十肩は
関節の炎症によるもの。

このように、肩こりと四十肩は要因が異なりますが、
肩こりの状態が長く続き、
筋肉から柔軟性が失われると
関節の炎症も発生しやすくなる傾向があります。

主に、スポーツで肩を酷使していた人、
デスクワークの多い人、
運動をする習慣がない人は、
なりやすいといわれていますが、



近年はスマートフォンの普及から、
長時間にわたって同じ姿勢を続ける
“スマホ姿勢”によって筋肉が硬直し、
同様の症状を発症する方が出てきているのです。


==============================
四十肩五十肩には「2期」ある?
==============================
四十肩や五十肩と呼ばれる症状には
「急性期」「慢性期」の2つの期間があります。

発症直後の「急性期」は、
腕を動かした際に“ピキッ”と激しい痛みを感じ、
動かさなくても強い痛みがある状態です。

そして、「慢性期」
安静にしていれば痛みはないものの、
腕を急に動かしたときなどに痛みをぶり返す状態です。

この期間によって
それぞれ対処法が異なります。
自己判断は避け、
気になる方はお医者様へご相談してくださいね。

そして、このような状態への予防には、
やはり肩関節の柔軟性を保つことが重要です。

今回はそんな
スムーズな肩を保つために役立つ
簡単エクササイズをご紹介します!

==============================
予防&解消ストレッチ!
==============================

ストレッチのキーポイントとなるのは
“肩甲骨”です。



肩甲骨は、肩や腕の動きに
大きく影響を与える部分のため、
肩甲骨の可動域を広げるよう
ストレッチを日常化させておくのがおすすめです。


★肩甲骨ストレッチ

いきなり激しく動かさず、
ゆっくりと始めてみましょう。

・肩を上げた状態で3秒停止→
 肩を下げた状態で3秒停止
 を5セット

・腕を3回、内回りにグルグルと回す→
 次に3回、外回りにグルグルと回す 
 を5セット


とってもシンプルで簡単!
もし「動かしにくいな…。」と感じる動作があれば、
普段使うことが少なく、
柔軟性がなくなっている可能性があります。

やりすぎに注意しつつ、
ゆっくりと、入念に行ってみてくださいね。
痛みがある場合は無理に動かさず、
お医者様へ相談しましょう。

このストレッチには予防の効果はもちろんのこと、
なってしまった時でも
症状が軽くなる効果が期待できます。

テレビをみながら、家事の合間、
仕事の休憩時間に…
“肩甲骨ストレッチ”を取り入れてみてください。

スムーズに動く肩で
快適な毎日を送っていきましょう!