くしゃみをしたり、顔を洗ったり、
床に置いてあるものを拾ったり…と、
普段の何気ない動作でに起こる「ぎっくり腰」。
みなさんは経験がありますか?

ぎっくり腰といえば、動けなくなるほどの激痛。
日常生活にも大きな支障をきたします。

若いうちは関係ない、と思われている方も多いかと思いますが、
実は20代の方でも発症する可能性があるのです。


そこで今回は、
突然襲いかかるぎっくり腰に関するお話です。


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ぎっくり腰とは?
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ぎっくり腰というのは俗称であり、
正式には急性腰痛症という症状名です。

その衝撃的な痛みは、ドイツで
「魔女の一撃
(Hexenschuss:へクセンシュス)
例えられるほど。


実は、具体的な原因は特定されておらず、

・筋肉の疲労
・同じ姿勢を繰り返すことによる骨格のゆがみ
・腰の酷使による腰椎の損傷(椎間板ヘルニアなど)
・ストレス
・食生活
・冷え
……etc

と、日常生活や運動などで蓄積した
様々な要因が複雑に絡み合うことで、
腰の骨や神経、じん帯、周辺の筋肉に
炎症などが起きて発症します。

ある日突然くるもの、と思われていますが、
実際は日々の積み重ねによって起こる場合が多いのです。

また、日常的に腹筋や背筋を鍛えている人でも、
鍛えるバランスが悪かったり、
そもそも骨格がゆがんでいると発症する可能性があります。


できるだけ未然に防ぎたい、ぎっくり腰。
ここで、ぎっくり腰の予防に
有効な方法をご紹介いたします!


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ぎっくり腰を防ごう!
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ぎっくり腰にならないためには、
日常生活で無意識にかけてしまっている
腰の負担を減らすことが大切です。

★姿勢を正そう!
デスクワークなどをされている場合、
前傾姿勢のままでいると、腰に負担がかかります。

また、足を組む、頬杖をつくのも
腰への負担につながります。

椅子に座る時は、
・膝が90度曲がるようにする
・骨盤に上半身を乗せる
・アゴを引く

これらをすると、腰の負担を軽減できます。

骨盤に上半身を乗せるというのがイメージしにくい方は
座ったままの姿勢で両手を上にあげて、
「バンザイ」
をしてみてください。

その状態から腕だけを下ろした姿勢が
上半身が骨盤に乗った状態です。
意識して座ってみてくださいね。

★太ももをほぐそう!
座ったままの姿勢を長時間続けていると
太ももの筋肉が凝り固まっていきます。

太ももの筋肉は腰周りの筋肉と繋がっており、
凝り固まって柔軟性がなくなると、
腰に負担がかかってしまいます。


太ももをほぐして、
腰への負担を軽減しましょう!

1.太ももの前側のストレッチ

・身体の左側を下にして、横向きに寝転がります。
 ・右の膝を折り曲げて、かかとをお尻につけ、
 右手で足首をつかみます。
 
・その状態を30秒間キープします。
・同じように反対側でも行います。                   



これを1日1回を目安に行ってみてください。
どちらの足からやってもOKです!

2.太ももの裏側のストレッチ

・椅子に座ります。

・上半身を前に倒して、胸を太ももに付け両手で足首を握ります。

・そのままお尻を上げてできる限り伸ばします。
 ※無理せず、できるところまででOKです。

・伸ばした状態を10秒間キープします。

上記を1セットとして続けて5セット行ってみてください。
朝と夜の入浴後、1日に2度行うと効果的です。

★もし、ぎっくり腰になってしまったら…
まずは落ち着いて、
痛みの少ない姿勢を探して安静にしましょう。

場合にもよりますが、
大体はしばらくすると、強烈な痛みは治まってきます。

状態によって治療法も異なりますので
安易な自己判断は避け、お医者様に相談しましょう。

ぎっくり腰を未然に防ぐには、
日常生活での積み重ねが大切です。
ゆがみを正し、凝りをほぐして
快適な毎日を過ごしていきましょう!