ふとした瞬間に感じる目の違和感…。
鏡を見てみると、
そこには
「ものもらい」が!
そんな経験はありませんか?

ものもらいは、地域によって呼び方が異なりますが、
学術的な名称は、
・麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
・霰粒腫(さんりゅうしゅ)

という、大きく2種類に分かれています。

目は常に使っている部分だけに
いざなってしまうと、違和感や痛みが
不快で気になりますよね。

今回はそんな、ものもらいと
その予防に関するお話です。

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ものもらい、どうしてできる?
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まぶたには、まつ毛の毛穴や汗腺、
目を保護する脂を分泌する皮脂腺(マイボーム腺)
などがあります。



これらの器官に何らかの異常が発生すると
ものもらいになります。

2種類あるものもらいは同じ箇所にできるものですが、
原因が異なります。

■麦粒腫の原因
前述の器官に、
皮膚などに存在している細菌が感染することで発症します。

主に黄色ブドウ球菌
感染することが多く、痛みやかゆみ、
化膿を伴う場合があります。

■霰粒腫の原因
皮脂腺(マイボーム腺)が詰まることで発症します。

細菌性ではないため、
基本的に痛みやかゆみ、化膿は伴いません。

ものもらいは伝染する、という
漠然とした認識が広まっていますが

黄色ブドウ球菌は
多くの人の肌に存在する常在菌であり、
基本的に他人にうつることはありません。


また、見栄えの問題もあり
中には治す過程で眼帯を付ける方が
いらっしゃるかと思いますが、

眼帯を付けることで
菌が繁殖しやすい環境を作ってしまい、
治りが遅くなる場合もあります。


程度にもよるものの、
多くのものもらいは自然治癒しますが、
そもそも予防できるに
越したことはありませんよね。


ここから、
ものもらいの予防方法をご紹介します。

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ものもらいを防ごう!
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1.目を清潔に!

基本となりますが、目の周りを清潔に保ちましょう。

目をこするクセがある方は
意識して触らないようにすることをおすすめします。

また、前髪が目にかかる長さの場合
髪に付いた細菌から感染してしまう
ことがあるため注意が必要です。



その他、
コンタクトレンズの洗浄不足
落とし切れていないアイメイク
原因となる場合があります。

2.目薬は正しく使おう!
薬局等にある点眼薬も有効ですが、
さし方を誤ると効果が薄れるばかりか、
逆に目を汚してしまうことがあります。



手を清潔にし、
できるだけまぶたやまつ毛に付かないように
点眼するのが理想的です。

また、さした直後は
つい目をパチパチとしたくなるかもしれませんが、
点眼薬が目から溢れて効果が薄れてしまいます。


点眼後は目を静かに閉じたまま
1分程度待つのがおすすめです。

3.入浴しよう!
特に霰粒腫の場合は、
目を温めて詰まりを解消することが重要です。
シャワーだけでは目の皮膚が温まりにくいため、
入浴して身体の中からしっかり温まりましょう。

入浴は詰まりの解消だけでなく、
ドライアイにも効果的!
第95話でご紹介した方法を
参考にしてくださいね。

もし、ものもらいが
なかなか治らないという場合は
放置せずにお医者様へご相談ください。

視界がクリアで違和感のない
健康的な目で過ごしていきましょう!