■ 第235話 ■
「ゴホゴホ」していませんか?

夏の厳しい暑さが過ぎ去り、
季節はすっかり秋になりました。

蒸し暑さがなくなって
過ごしやすくなる一方で、
徐々に
空気の乾燥
注意が必要になります。

この、空気の乾燥で注意したいのが
喘息(ぜんそく)の症状です。
喘息は呼吸器が未熟な
子供がかかりやすい
イメージがありますが、
大人でも、突然、
発症することがあります。


今回はそんな
喘息についてのお話です。

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喘息ってどんな病気?
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喘息は正確には
気管支喘息(きかんしぜんそく)
という名称です。

空気の通り道である気道に炎症が起き、

・咳が止まらなくなる
・息苦しく感じる
・呼吸時にヒューヒューという音がする


といった症状を伴います。

2014年の
厚生労働省の調べによると、
喘息にかかった人は
年間で約117万7千人にものぼり、
喘息による死亡者数は
年間1,550人となっています。


死亡者数は年々減少しているものの、
命に関わる場合もある病気なのです。

気道に炎症が起きると、
非常に敏感な状態になるため、

健常な状態では
大きな影響を受けなかった
ほんの小さなホコリ、ダニなどの
アレルゲンなどでも
発作を起こしてしまいます。


そして、秋~冬はさらに
空気の冷たさ、乾燥
それに伴って増殖した
ウイルス、細菌といった要素が
より気道を刺激するため、

元々喘息にかかっていた人の症状が
悪化傾向になることに加えて、
これまでかかっていなかった人にも
喘息の症状が出る可能性が
高まるのです。

日常生活に
支障をきたす場合もある喘息。
ここからは、喘息を予防するための
基本をご紹介します。

もちろん、喘息の症状がある場合にも
有効ですので チェックしてみてください。

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見直してみよう!
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喘息の予防やケアには、
発作を引き起こす要素を
できるだけ取り除くことが大切です。


・夏の影響を引き継がない!
主要な原因の1つが
ダニやハウスダストです。

秋~冬にかけては
夏場に増殖したダニの死骸が
乾燥した空気中にホコリとともに
舞い上がりやすくなります。


特に寝具や
エアコンのフィルターなどは
季節の変わり目には
必ず掃除をしましょう。

・加湿器に注意!
空気の乾燥を防ぐためには
加湿器が有効ですが、
こまめに掃除をしましょう。


蒸気に汚れが混じると、
逆に喘息の症状を
引き起こす原因となります。


また、湿気が多いと、
ダニが繁殖してしまうため
とにかく湿度を上げるのでなく、
45~60%目安に
湿度を保ちましょう。

・マスクを使う
気道に外部からの異物が
入らないようにするには
マスクが有効です。



また、口とマスクの間の空間で
温度や湿度が保たれるため、
外の冷たく乾燥した空気が
直接気道に入り込むのも
防ぐことができます。

↓こちらも参考にしてください!
【196話】正しい方法、ご存知ですか?
~マスク編~


・トマトを毎日の生活に
喘息症状のある人は
トマトに代表される成分「リコピン」の
血中濃度が健常者よりも低く、

リコピンを摂取することで
症状が緩和した、という
研究結果があります。



生野菜のサラダなどはもちろん、
トマトジュースなどで
生活にトマトを取り入れてみてください。

なお、トマトに含まれるリコピンは
加熱することで、
より吸収されやすくなります
ので
スープなどもおすすめです。

日常の喘息リスクを見直して
秋~冬も健康的に過ごしましょう!