みなさんは、
お灸をしたことはありますか?
聞いたことはあっても、
自分には縁のないもの……
と考えている方も
いるのではないでしょうか?

お灸は中国で古来より伝わる
健康法の1つであり、
今は日本の家庭でも
手軽にすることができます。
今回は、そんなお灸について
お話しします。
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お灸ってどんな健康法?
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お灸は
「黄帝内経(こうていだいけい)」という
中国最古の医書にも記載されている
古くからある健康法です。

現在はこれをもとに、
いわゆるツボと呼ばれる
「経穴(けいけつ)」や、
エネルギーの通り道である
「経絡(けいらく)」が確立し、
その後、仏教と時を同じくして
日本に伝えられ、
以降は日本独自の発達をとげ、
今のお灸ができたとされています。

一般的なお灸は、もぐさ
身体の上にのせて燃やす方法です。
火をつけたもぐさの熱でツボを刺激し、
人が本来持つ
自然治癒力の向上を図ります。


火を使うことから、
煙やにおいが気になるという方も
いるかと思いますが、
現在では火を使わないものや
香りが選べるものなど
幅広い種類のお灸があります。

そのため、今では
お子さんからご年配の方まで
簡単に使える
身近な健康法となっているのです 。

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お灸の効果
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お灸のメカニズムの一つとして、
ツボを刺激することによって
神経伝達物質の
「βエンドルフィン」が分泌され、
それによって
さまざまな効果が実感できます。

これはWHO(世界保健機関)
声明でも、
多くの疾患に効果が期待できると
発表されています。

お灸は身体をじんわり温め、
前述した自然治癒力を
高める効果のほかに、
代謝機能のアップにもつながります。

さらに、お灸から出る煙の香りには
鎮静・鎮痛作用も期待できますよ。

また、リウマチや五十肩、腰痛といった
身近なトラブルにも効果的。
そのほか、WHOの発表した中には
頭痛や糖尿病、ぜんそくといった疾患にも
効果があるとされているので、
気になる方は一度試してみてください。

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お灸の使い方と注意点
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では、実際にお灸の使い方や
注意点を簡単にご紹介します。

■基本的なお灸の使い方
基本的なお灸は、
痛みやコリが気になる部分に
対応するツボへもぐさをのせ、
先端に火をつけて燃やし、
ツボを温めるというとても簡単な方法です。

お灸をのせている時間は
5分程度が目安。
もし、熱いと感じたら
我慢せずにやめてOKです。
はずしても温熱効果はしばらく続きます。

ただ、一人では難しかったり
火傷がこわい、という方もいるかと思います。
しかし、最近では、
直接火が肌に触れないような
つくりになっていたり、
一人で簡単に出来るよう、
台座にシールがついている
タイプなどもあります。

自分の使いやすいタイプに合わせて
選んでみてくださいね。


■注意点
お灸がはじめてという方は、
1日1回、1ヵ所からはじめると安心です。

最初はお灸の熱を
感じにくいこともありますが、
続けるうちに感じるようなりますので
その後は徐々に、1ヵ所から3ヵ所まで
増やしていくのがおすすめです。

飲酒後、入浴や食事の前後は
お灸の効果が薄くなってしまったり、
火傷になりやすくなることもあるので、
避けて行うようにしましょう。

また、汗をかいているときは
先にふき取ってから使用してください。


いかがでしたか?
これなら実践できそう!と
感じていただけたのではないでしょうか?

お灸は古くから伝わるものですが、
現在ではより便利に、使いやすく、
どんどんと進化しています。
今年も健康で過ごすためにも、
ぜひ身近な健康法の一つとして
覚えてみてくださいね。