健康維持や
生活習慣病の予防のためにも
「血糖値」を気にしている方は
多いと思います。


しかし血糖値が急激に上昇してしまう
「血糖値スパイク」というものを
ご存じの方は
少ないのではないでしょうか?
今回は私たちの健康に隠れる
血糖値スパイクについてお話しします。

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発見しにくい血糖値スパイクとは!?
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血糖値とは、その名のとおり
血液中に含まれる
糖(ぶどう糖)の濃度
を示す値です。

血糖値は空腹時に下降し、
食事など、
糖を摂取したときには上昇します。
そのため、一日の中で
値の上下を繰り返しています。

血糖値スパイクは、 その中でも
食事直後の短時間だけ
血糖値が急上昇し、
また正常値に戻るという状態
を指します。

空腹時の血糖値は正常範囲内であるため、
最後の食事から
数時間経過したあとに行われる
一般的な健康診断では発見しにくく、

隠れ糖尿病万病のタネとも
呼ばれています。

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万病のタネ!血糖値スパイクが
健康に与える影響とは?
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そのままにしておくと
さまざまな病気のリスクがある
血糖値スパイク。
具体的にどのような影響が
あるのでしょうか?

最近の研究では、
血糖値スパイクが起きると
活性酸素が発生しやすくなり、
血管を傷つけるリスクが高まります。

また、何度も
血糖値の急上昇が繰り返されると
動脈硬化や心筋梗塞のリスクも
同じく高まります。

また、急上昇した血糖値を抑えるために、
インスリンというホルモンが分泌されます。

しかし、このインスリンは
異常に多く分泌されると、
アルツハイマー型認知症
に関わる物質である
アミロイドたんぱくの分解量が減り、
脳に蓄積されやすくなってしまいます。

そのため、物忘れをはじめ
認知症になる可能性も出てきます。

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予防・改善方法
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では、そんな危険な血糖値スパイクが
起きないようにするためには、
どうすればいいのでしょうか?

こちらでは簡単にできる
予防・改善方法をいくつかご紹介します。

■食事の順番を変える
食物繊維の多い野菜は
血糖値の上昇を抑えます。

次に肉や魚を食べることで
胃の動きがゆっくりになり、最終的に
糖分の吸収時間を遅くすることができます。

そのため食べる順番は
野菜魚、肉→パン、ごはん
がおすすめ。

また、
おにぎりだけ、パンだけという食事は、
ほとんど糖分しか摂取できていないため
血糖値の上昇につながります。

なるべくおかずやサラダなども
一緒に食べるようにしましょう。

■短時間の運動をこまめに取り入れる
短時間の運動でも
繰り返し
行うことで
急激な血糖値の上昇が
起こりづらい身体をつくることに
つながります。

激しい運動をする必要はありませんので、
ストレッチや階段の昇り降りなど、
少しでもこまめに身体を動かす
意識をしてみましょう。

■1日3食、ゆっくり食べる
時間がないなどの理由で、
食事を抜いてしまう人もいますが
長時間何も食べない状態
早食いは血糖値スパイクを
引き起こしやすくなります。

1日3食をしっかり、ゆっくりと
食べることが理想です。

時間がないときは、
血糖値が高くなりにくい
肉類や乳製品などを
少しでも食べるようにしましょう。


いかがでしたか?
大きな病気にもつながりかねない
血糖値スパイク。

どういったことに気を付ければいいのかを
わかっていれば、毎日の生活の中で
予防することができます。

「健康診断では問題がなかった」
という方も、この機会にぜひ生活習慣を
意識してみてくださいね。