みなさんは、
日頃「缶詰」を利用していますか?


缶詰は、
保存食や非常食のイメージが強く
新鮮さに欠けると思っている方も
多いのではないでしょうか。

しかし、実は手軽に栄養をとれる食品の
一つでもあるのです。
今回はそんな缶詰についてお話しします。
==============================
生よりも栄養豊富?優秀な缶詰
==============================
缶詰は元々原料の味や香りを
こわさないようにスピーディーに
加工されます。

調理、詰め込み、
殺菌処理などのほかにも
複数の工程を経て完成しますが、

製造過程の中に、
密閉や加熱殺菌があるため、
保存料は必要なく、
ほとんどの缶詰には使われていません。

また、栄養価が低いというイメージが
あるかもしれませんが、
実は生で食べるよりも
栄養価が高いものもあります。

では生よりも栄養豊富な缶詰には
どのような種類があるのか
簡単にご紹介します。

■トマト
代表的な野菜の缶詰といえばトマト。
トマトに含まれる
酸化防止成分のリコピン
悪玉コレステロールを
蓄積しにくくする作用があります。

使用しているトマトにもよりますが
缶詰のほうがこのリコピンが
多く含まれている場合があります。

■桃

生の果物は酸化して
栄養価を損ねてしまうケースがありますが、
缶詰は中が真空状態のため
酸化を抑えられます。

さらに桃の缶詰の場合、
加工の際に果肉の細胞壁が壊れることで、
栄養が吸収されやすい状態になります。

また、抗酸化作用のある
ビタミンEの含有量は
生よりも多く含まれています。

■サバ
DHA(ドコサヘキサエン酸)、
EPA (エイコサペンタエン酸)が豊富で
認知症予防や生活習慣病予防に最適。

DHAとEPAのどちらも
調理方法や光、酸素によって
失われやすい成分ですが、缶詰は
生のまま詰めたあとに加熱するため、
DHAとEPAを失わずに
摂取することができるのです。

また、加圧してつくられているため
骨までやわらかく、
丸ごと摂取することができます。
そのためカルシウムの補給にも
役立ちます。

==============================
缶詰の保管のポイント
==============================
缶詰はご存じのとおり
長期保存に向いていますが、
缶ならではの注意点もあります。

安全に、健康的に食べるための
ポイントをご紹介します。

■1525室温で保管
暖房器具の近くなど
温度変化の大きい場所や
直射日光の当たる場所は避け、
大体15℃~25℃の室温で
保管するようにしましょう。

■水気がなく、
 風通しの良い場所で保管

缶詰の保管で気を付けたいのが
缶の変形や変質。


缶が変質してしまうと密閉ができなくなり、
中身がこぼれ出たり空気が入ったりして
中身が傷んでしまいます。

水気の心配がない、風通しの良い場所に
保管しましょう。

■開封後の保管
開封後、中身が空気と触れることで
微生物が入り、
劣化しやすくなります。

また、缶は酸化がはじまるため、
缶の種類によっては
内側から金属の一種である
スズが溶けだしてきます。

スズは微量であれば
身体に入っても吸収されずに
そのまま体外へ排出されますので
開封後早めにうつしかえれば
心配はいりませんが、

食べきれない場合は、
別の容器にうつしてから
冷蔵庫に保管し、
早めに食べきるようにしましょう。


いかがでしたか?
紹介した缶詰はほんの一部です。

缶詰の種類は非常に多く、
普段あまり缶詰を買わない方は
意識して見てみると
その豊富さに驚くかもしれませんね。

そのままでも食べられる
手軽さもありますので、
ぜひ日常の食事に缶詰を
活用してみてはいかがでしょうか。