前回のコラムでは、
爪のお手入れの第一弾として
「爪の切り方」について
ご紹介しましたね。

今回は第二弾として
爪切り以外の爪のケアについて
お話しします。
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甘皮の処理
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甘皮とは、爪のつけ根と皮膚の
境目にある部分のことで、
爪上皮(そうじょうひ)とも呼ばれます。


この甘皮の部分は
必要以上に厚くなったり、
範囲が広くなると
爪の乾燥の原因となることもあります。

しかし、甘皮は爪の根元を保護し、
雑菌や異物などが入らないよう
保護する役割があります。

甘皮の処理は、必要な部分まで
取り除いてしまったり、
爪や皮膚を傷つけないように
お風呂のあとなど
甘皮がやわらかい状態での
処理がおすすめです。

ただ、無理に爪の根元へ押し上げたり、
爪が傷つくようなケアは
控えるようにしましょう。

また、頻繁にお手入れをすると
爪に負担がかかってしまいますので
1ヵ月間に2回程度が目安です。

ケアが難しい場合は、
爪のお手入れと一緒に
しっかりと知識を持っている
ネイルサロンなどで
ケアをしてもらうと安心ですよ。


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除光液で爪が白くなる?
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マニキュアを落とすときに使用する
除光液には、種類によって
塗料や油分などを落とすために
アセトンという成分が含まれています。

このアセトンが含まれている
除光液を使用すると、
爪が乾燥しやすくなったり、
黄ばむ白く濁るということがあります。

除光液を選ぶ際は、
爪にやさしいアセトン不使用の除光液を
選ぶことがおすすめです。

また、マニキュアを落とす方法についても
ご紹介します。

1.コットンに除光液をつける。
2.できるだけ肌に触れないように
  爪の上にのせ、少し時間を置く。
3.軽く滑らせるようにして拭き取る。

このように
できるだけ肌に触れず、
こすらないように拭き取ることで
爪への負担を軽減してくれます。

除光液をよく使う方は
ぜひ参考にしてみてください。

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気になるささくれ(さかむけ)
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ほかにも爪で気を付けたいのが
ささくれ(さかむけ)によるトラブルです。

ささくれは手指が乾燥したときや
洗剤などの刺激でダメージを受けたとき、
さらに、爪の成長に必要な
タンパク質やビタミンなどの
栄養不足や偏りによって
起こりやすくなります。

ささくれを引っ張ったり、
引っかけてしまうと、そこから悪化して
傷が広がることがあります。

ひどいときには血が出たり、
炎症を起こして膿や痛みに
つながる場合もあります。

ささくれができてしまったときには
無理やり取ろうとせず、
小さなハサミネイルニッパー
使って根元から切るようにしましょう。

ささくれができている部分は
デリケートな状態のため、
手間かもしれませんが
できるだけ道具を消毒してから
処理をするのがおすすめです。

また、ささくれの部分が
傷ついてしまったら、
薬を塗ったり、絆創膏を貼るなどの
ケアを忘れないようしてくださいね。


いかがでしたか?
2週連続でご紹介した
爪のお手入れのケアですが、
今までのケアを見直すだけで
爪のトラブル知らずに
なれるかもしれませんよ。

これからも目に付く部分だからこそ
きれいな指先を目指していきましょう!