毎日の料理を作る上で
欠かせない調味料。

中でも日本で長く
愛されているのが、味噌です。

お味噌汁が毎日食卓に並ぶ、
というご家庭もあるかと思いますが、
健康の面でも、味噌は私たちの生活に
なくてはならない存在です。

今回はそんな味噌についてお話しします。
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食生活に欠かせない味噌
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「味噌」という言葉は
平安時代から登場しますが、
もともと貴族しか
食べられないような贅沢品だったため、
一般家庭では簡単に
味わえるようなものではありませんでした。

そのときは
今のような調味料としてではなく、
粒が粗いままの状態で
そのまま食べることが多かったそうです。

それが徐々に時間をかけて、
水に溶けやすい味噌ができ、
大豆の生産量が増え、
多くの味噌を使った料理が生まれ、
現在のように広く親しまれる
調味料として発展しました。


■味噌の種類
みなさんもご存じのとおり、
味噌は大豆を使った発酵食品です。

しかし、一口に「味噌」と言っても、
気候や原料など地域に合わせた
さまざまな種類があります。

こちらでは簡単に
味噌の種類をご紹介します。

・米味噌
大豆に米麹を加えてつくったものが米味噌。
ほかの味噌に比べても
甘味噌、甘口味噌、辛口味噌
といった味の違いや、
赤や白、淡色などの色も豊富な種類です。
※北海道は辛口の米味噌が多いとされています。

一般的に甘口になるほど
塩分が少なめになる傾向にあります。


・麦味噌
主に中国・四国・九州地方などで
つくられている麦味噌。
こちらは大豆に麦麹を加えてつくられ、
甘口と辛口の2種類に分けられます。

・豆味噌
大豆のみを主原料として
つくっている豆味噌。
色が濃く、有名なものに
八丁味噌などがあります。


・調合味噌
2種類以上の味噌を組み合わせたり、
いくつかの麹を混ぜてつくられたもの。

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味噌の豊富な栄養
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こちらでは発酵食品である
味噌に秘められた栄養について
ご紹介します。

■アミノ酸
味噌の原料である大豆には
身体に必要とされている必須アミノ酸が
含まれています。

必須アミノ酸は全部で8種類あり、
体内でたんぱく質を合成するために
使われていますが、この8種類の中で
1つでも不足しているアミノ酸があると
合成の効率が下がってしまいます。

米はリジン、スレオニンの
2種類の含有量が少ないのですが、
逆に味噌はこの2種類を多く含んでいます。
そのため、
米と味噌を組み合わせる和食などは
必須アミノ酸をバランス良く
摂ることができます。

■サポニン
味噌の原料である大豆には
サポニンが多く含まれています。

サポニンは血中のコレステロールの上昇を
抑えてくれる働きがあるため、
コレステロールが気になる方には
おすすめです。

■イソフラボン
イソフラボンは特に更年期などで起こる
血圧の上昇やコレステロールを
抑えてくれます。

また女性ホルモンと似た働きがあり、
骨の形成を促し
骨粗しょう症対策が期待できます。


そのほかにも味噌には
脂質、ビタミン、カリウムなど
たくさんの栄養素が含まれており、
とてもバランスの良い食品といえます。


いかがでしたか?
「味噌は朝の毒消し」という言葉があるほど、
栄養価が高く、身体に良い食品です。

また、いろいろな食材と
一緒に食べることができるため
具沢山のお味噌汁は、
毎日の健康維持にもおすすめです。

これからもぜひ味噌を活用しながら、
健康維持をしてみてくださいね。