バーベキューなどで活躍する
燃料といえば

しかし、炭は燃料としての
用途以外にも活躍してくれる
便利なアイテムだということを
ご存じですか?

今回はそんな炭についてお話しします。
==============================
炭の種類
==============================
炭には材料や工程の違いによって
いくつかの種類があり、
それぞれ特徴が異なります。
こちらでは使われることの多い
3種類をご紹介します。

■黒炭
主にクヌギやナラの木を使って
つくられており、
見た目は黒く、中央から放射状に
割れているのが特徴です。

火がつきやすく、
火力の調整もしやすいですが、
火持ちが短い面もあります。


■白炭
ウバメガシやアオガシを
使われることが多く、
叩くと金属のような音がする
非常に硬い炭です。

見た目が少し白っぽいのが特徴で
備長炭と呼ばれるものは
この白炭の一つです。


火持ちが良く、
長時間一定の火力を保つことができる上、
煙やニオイがあまり出ません。
その一方で、火がつきにくく
酸素量が少ないと
立ち消えすることもあります。

■マングローブ炭
その名のとおり、
マングローブ類を使った炭です。
一般的にバーベキュー用として
売られているものの多くはこの種類です。

安価で手に入りやすく
火もつきやすいですが、
火持ちが短く、煙やニオイが多く出ます。

このほかにも、
オガクズを圧縮、成型してつくるオガ炭や、
竹からつくられる竹炭などがあります。

==============================
炭の活用法
==============================
炭が燃料以外にも
幅広く活用できる理由には、
多孔質という特性にあります。

主に炭の原料となる木には、
栄養や水分を運ぶための管があり、
炭に加工する過程で
木自体と管が小さく縮みます。

縮んで密集した管は小さな穴となり、
多孔質という状態になります。

そしてこの多孔質には汚れの成分などを
吸着・分解してくれる働きがあります。

ここでは生活の中でもできる
炭の利用方法について
いくつかご紹介します。

■浄水効果
水道水を入れた容器に炭を入れると、
水道水に含まれる
塩素や不純物などが吸着されます。
その一方で、
炭に含まれているミネラル成分が
水に溶け出します。

水1Lに対して、
炭100g程度を入れてください。

ヤカンや電気ポットを使って
水と一緒に直接炭を入れて沸かした場合も
浄水効果が期待できます。

浄水の目的で使用するときは、
口に入れるものなので
崩れにくい白炭(備長炭)がおすすめです。
また使い始めはタワシ等できれいに洗い、
煮沸消毒をしてからが安心です。

※炭から溶け出すミネラル分は
10日程度でなくなるため、
その後は新しいものを交換するか、

吸着だけでいい場合は
洗って乾かすことで3~6ヵ月程度まで
繰り返し使えます。

■除湿・調湿効果
タンスや押入れ、クローゼットなど、
湿気が溜まりやすい場所に置くと、
炭が湿気を吸収し、
逆に乾燥しているときは
水分を放出してくれます。

タンスであれば1段に100g程度
湿気の多い場所には
それよりも多く置いておくようにしましょう。
防虫効果もありますので、
湿気のほかにも
害虫からも大切な衣類を守ってくれます。

炭は効果の具合にもよりますが、
大体3~6ヵ月を目安に
新しいものに交換するといいでしょう。

■酸化防止効果
油を保存するときは炭を中に入れておくと
油の酸化を防ぎ、
長持ちさせる効果があります。
また、水に入れたときと同じく
炭は油の中の不純物を吸着してくれます。

この油で揚げ物をすると
カラッとあがりやすくなります。

油に入れて使ったあとの炭は
細かな穴まで油が入り込んでしまうため、
ほかの用途に再利用はせず、
2~3回使ったら新しいものに
取り換えましょう。

※油に炭を入れる場合には
乾いた状態のものを入れてください。

■温熱効果
炭を浴槽に入れることで、
水の浄化のほかにも
炭の持つ遠赤外線効果
身体の芯から温まり、
代謝を促進する効果や
デトックス効果が期待できます。

定期的に洗って乾かし、
3ヵ月を目安に交換してください。

また、
それぞれの効果を半減させてしまうため、
入浴剤は併用しないようにしましょう。


炭の使い始めは
洗剤を使わず、タワシなどを使って
細かな汚れを洗い落としてから
使用してください。

炭の種類は、硬い白炭や
比較的崩れにくい黒炭、竹炭が
おすすめです。


いかがでしたか?
バーベキューを楽しんだあと
炭が余ってしまったという場合は、
より快適に過ごすためにのアイテムとして、
炭を活用してみてくださいね。