畳の材料として有名なイグサ
日本の風土に合ったイグサは
その高い効果もあり
古くから身近に利用されてきました。
今回はそんなイグサについてお話しします。
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イグサとは?
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イグサは、国内では主に
熊本県を中心に生産されており、
畳表(たたみおもて)やゴザなどの
材料となる多年草です。


縄文・弥生時代の遺跡からも
イグサを使用した敷物などが
発見されており、
長い歴史がある植物なのです。

イグサは内部がスポンジ状になっており、
表面にはたくさんの気孔があります。
それにより、保温断熱性
有害物質を吸着する機能が期待できます。

また、
イグサには殺菌作用のあるフィトンや、
バニラの香りであるバリニンなど
リラックス効果のある香り成分が
いくつも含まれています。

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イグサの効果
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イグサを利用した畳やゴザなどは
現在でも使われていますが、
その理由はイグサの高い効果にあります。
こちらではいくつかご紹介します。


・抗菌効果
イグサには強い抗菌作用があり、
有害な菌の増殖を
抑えてくれる効果があります。

・保湿、断熱効果
イグサはその構造から
多くの空気を含んでおり、
熱を伝えにくいという性質があります。

夏は涼しく、冬は暖かく
快適に室内を保ってくれます。

・空気清浄効果
スポンジ状の構造によって
空気を含むだけではなく、
空気中の有害物質を吸着してくれます。

そのためフローリングなどの部屋に比べ
畳を使用している部屋の空気は
きれいに保たれます。

・消臭効果
有害物質のほかにも
イヤなにおいの原因となる
化学物質や汗のにおいも
吸着してくれるため、
においがこもりづらくなります。

■イグサを活用しよう
畳のように大きなものは
すぐに取り入れることが難しいですが、
現在は小物をはじめ
カラフルでおしゃれなものも
多く販売されています。

クッションや座布団、ラグなどを
イグサを使ったものに変えてみる
というのもおすすめです。

また、
前述したように抗菌効果があるイグサは
古くから薬草としても使用され、
食べることで食中毒予防も期待できます。

実は食物繊維が多いとされる
パセリやモロヘイヤ、サツマイモよりも
食物繊維が豊富に含まれており、
その量は
サツマイモの10倍以上もあると
いわれているほどです。

食物繊維は
コレステロールの改善
血糖値の改善などが期待できます。

イグサを食べるイメージは
あまりないかもしれませんが、
生産地でもある熊本などでは
プリンやケーキなどのスイーツに至るまで、
イグサを使った食品が販売されています。

水に溶かして飲む粉末タイプは
ネット販売などでも
簡単に手に入れることができますので
手軽に試してみてくださいね。


いかがでしたか?
身近にイグサ製品がある家庭は
少ないかもしれませんが、
昔からあるものには理由があります。

これからの季節にも
イグサを使った製品はおすすめですので、
健康のためにも快適に過ごすためにも
活用してみてくださいね。