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甘酒はお酒?
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「酒」という単語が使われているため、
甘酒=アルコールと
思われるかもしれませんが、
甘酒と呼ばれるものすべてにアルコールが
含まれているわけではありません。
甘酒には材料の違いによって2種類あり、
酒粕(さけかす)と
米麹(こめこうじ)
を
使ったものがあります。
こちらでは簡単に違いをご紹介します。
■酒粕で作られた甘酒
酒粕はその名のとおり日本酒などの
お酒のしぼりかすからできたもので、
微量でもアルコールが含まれています。
ただ甘酒になっても
含まれているアルコールは
1%未満のため清涼飲料水として
分類されます。
また酒粕には甘みがないため、
甘酒にするときには
ショ糖が加えられることが多いです。
■米麹で作られた甘酒
ミネラル分を多く含む米麹で作られた甘酒。
米に麹を加えて発酵させているため、
デンプンがブドウ糖に変化し、
自然な甘みがあります。
酒粕から作られた甘酒とは違い、
アルコールやショ糖などは入っていません。
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夏バテには甘酒がおすすめ
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お正月の寒い時期に甘酒で
身体をあたためる……というイメージから
甘酒は「冬の飲み物」と
思う方も多いと思います。
しかし、
甘酒は夏の季語の一つでもあり、
もともとは夏バテ対策として
昔から飲まれていた飲み物なんです。
前述したとおり甘酒は2種類ありますが、
今回は中でも暑い時期におすすめしたい
米麹で作った甘酒をピックアップして
ご紹介します。
■消化吸収を助ける 米麹の製造に欠かせない
コウジカビ。
このコウジカビは
デンプンやたんぱく質などを
分解する酵素をつくりだすことができ、
その酵素は胃の健康維持や
消化のサポートをするための医薬品にも
配合されるほどです。
そのため、
米麹を使った甘酒は
夏バテで食欲が落ちているときも
胃腸に優しくはたらきかけ、
消化吸収を助けてくれます。
■ビタミンB群 皮膚や神経に至るまで
身体の健康を保つのにかかせない
ビタミンB群が含まれています。
身体の成長を促進し
皮膚や粘膜の健康を保つため、
肌には欠かせない成分です。
甘酒に含まれる酵素は
人肌程度の温度で活発にはたらき、
逆に高温だと変性してしまうため
飲むときは
温め過ぎないように
注意してください。
いかがでしたか?
夏バテで弱った身体に
甘酒は強い味方になってくれます。
ただ、甘酒は糖分を多く含んでいるため、
飲み過ぎには注意してくださいね。
夏バテで食欲が落ちる時期も
甘酒を飲んで元気に過ごしましょう。