服を着ていて、
肌がかゆくなったりチクチクする、
ということはありませんか?

なにも気にせずに
快適に過ごすためにも、
肌に刺激となるようなものは
できるだけ避けたいですよね。

今回はそんな
服の素材(繊維)についてお話しします。
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服の役割
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服はファッションとしての要素を
多く含んでいるのはもちろん、
本来は身体を守るために
身に着けるものでもあります。


それは暑さや寒さなどの自然環境から
身体を守るほか、
体温をコントロールしたり、
維持するために
重要な役割を果たしています。

そんな身体を守るためにも
必要な服ですが、
素肌の状態に比べると、どうしても
摩擦や糸の毛羽立ちなどが
肌を痛める原因になります。

そのため服の素材を知り、
時期や自分の身体に合ったものを
選ぶことが大切です。

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天然繊維と化学繊維
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服の素材には様々な繊維があります。
繊維には、動物や植物などの
天然素材からつくられる天然繊維と、
人工的につくられた素材からできている
化学繊維の大きく2つに分けられます。

今回はその中から
一般的に多く使用されているものを
簡単にご紹介します。

■天然繊維
- 植物繊維 -
・綿(コットン)
吸湿性、通気性が高く、肌触りが良い。
シワや縮みに注意が必要。
(肌着、タオルなど)

・麻
吸湿性、吸水性、放湿性が良く涼しい。
シワになりやすい。
(夏物の衣類、ハンカチなど)

- 動物繊維 -
・絹(シルク)
吸湿性、放湿性が良く、
しなやかな肌触り。
摩擦で毛羽立ちやすい。
(和服、ネクタイ、ブラウスなど)

・羊毛
吸湿性、保温性に優れていて、
撥水性がある。
摩擦で毛羽立ちやすい。
(冬物衣類、スーツ、毛布)

■化学繊維
- 再生繊維 -
・レーヨン
吸湿性があり、軽くて肌ざわりが良い。
シワになりやすい。
(下着、裏地、ブラウス)

- 合成繊維 -
・ナイロン
水分や摩擦に強く、軽くて丈夫。
吸水性が低い。
(ストッキング、スポーツウエア、
靴下など)

・アクリル
耐光性、保温性が高く、軽い。
毛玉ができやすい。
(セーター、靴下など)

・ポリエステル
乾きやすく、扱いやすい。
静電気が起きやすい。
(服全般、傘など)

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自分の身体に合った
素材(繊維)を選ぼう!
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前述した以外にも
数多くの種類がある繊維ですが、
それぞれに長所と短所があります。

肌触りのほかにも、
洗濯がしやすいか、
シワになりにくいかなど、
肌に合う、合わないとは別に、
扱いやすさなども様々あります。


化学繊維を使った衣類は
丈夫で扱いやすいものも多い一方、
静電気が発生しやすく
通気性が低い傾向があります。

天然繊維は肌に優しく、
着心地が良いものが多いですが、
洗濯をするときなどに
注意が必要だったり、
値段が少し高いことも多くあります。

そのため、繊維はどれが一番良い、
というわけではなく
それぞれに合った使い方が大切です。

たとえば、
直接肌に触れる肌着や下着は
毛羽立ちしにくいものや
通気性の良いものを選び、

寒いときは
保温性の高い合成繊維を使った
上着や服が適しています。

素材がなにかわからない……
という場合は、
ほとんどの服の内側に
タグがついているので、
そこに記載されている繊維の情報を
目安にしてみましょう。


いかがでしたか?
そのときの季節や気温、
その日の予定によって
素材を使い分けると
一日がとても過ごしやすくなります。

快適も生活するためにも
今日着る服の素材を
気にしてみてくださいね。