ちょっと食べ過ぎたかも、と思って
胸やけがしたり胃がムカムカする……
といったことはありませんか?

しかし、それがたまにではなく
続いているという場合は要注意。
逆流性食道炎
なっているかもしれません。

今回はそんな逆流性食道炎について
お話しします。
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どんな病気?
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逆流性食道炎とは、
胃酸や消化中の食べ物が
食道に逆流して起きる病気です。

もともと日本人には少なく、
中でも高齢者が
主になりやすい病気とされていましたが、
現在は食生活の変化などもあり、
年齢問わず増えている病気です。

通常、口から入った食べ物などは
食道を通り胃まで流れていきます。

その際、胃の内容物や胃酸は
下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)
という筋肉によって
逆流しないようになっています。

しかし、なんらかの原因によって
胃酸などが逆流してしまった場合、
胃酸にさらされた食道に炎症が起き、
ただれたり潰瘍ができてしまいます。

■原因
・脂肪分やたんぱく質ばかりの
 偏った食事


たんぱく質の多い食事は
消化に時間がかかり、
胃に長くとどまります。

また、
脂肪の分解に関わるコレシストキニン
というホルモンは、
下部食道括約筋の緩む原因にも
つながります。

そのため、脂肪分やたんぱく質の多い
偏った食事は胃酸の逆流の原因に
なりやすいのです。

・胃が圧迫されている
姿勢が悪く前かがみになっていると、
胃に力がかかりやすくなり、
胃酸の逆流を促すことになります。

・加齢
高齢になると下部食道括約筋の筋力が
少しずつ衰えるほか、
食道自体の動きも減ってしまうため、
胃酸の逆流を防ぎきれなくなります。

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日常生活でできる対策と予防
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逆流性食道炎を防ぐために大切なのは、
下部食道括約筋の働きと
胃酸を過剰に分泌させない食事です。

こちらでは簡単に予防と対策を
ご紹介します。

■食生活
・胃に負担がかかりやすい香辛料や
酸味の強い食品や果物、
そのほか甘いものを摂り過ぎない。

・過食が原因になることもあるため、
腹八分目を目安に食べ過ぎは控える。

・脂肪分やたんぱく質の多い
食材ばかりの食事は避ける。

・コーヒーや緑茶などの
カフェインを含む飲み物や、
アルコールを控える。


■生活習慣
・前かがみになるなど、
姿勢が悪くならないように気を付ける。

・窮屈な服やベルトなどで
おなかを締め過ぎないようにする。

・食後は胃の中のものが
逆流しやすいため、すぐ横にならない。


苦いものや酸っぱいものが
こみ上げてきたり、胸が苦しい、
重いといったことも
逆流性食道炎が進んでいる
サインの可能性があります。

ただ胸やけなどは
ほかの病気でもあらわれる症状のため、
心配な方は自分で判断せずに
お医者さんに相談するようにしましょう。


いかがでしたか?
秋はおいしいものが
たくさんある季節ですが、
食べ過ぎは要注意です。

逆流性食道炎は
気分がすっきりしなかったり、
食べたいものが食べられないなど
日常生活にも影響がでます。

食事はほどほどを意識して
胃を大切にしてあげましょう。