口の端が切れてピリピリと痛む、
食事のときにしみて痛い……。
ずっと口を閉じているわけにも
いかないため、なかなか治りづらいのが
この口角炎(こうかくえん)です。

今回はそんな口角炎について
お話しします。

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口角炎とは?
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口角炎とは、
唇の両端である口角が炎症を起こし、
赤みや腫れが生じる皮膚炎のことです。


口角のほかにも
くちびるに症状が出る場合は
口唇炎(こうしんえん)といいます。

乾燥する冬の時期や、
体調を崩したときにあらわれやすく、
赤みや腫れのほかにも、
出血や亀裂が入るなどの症状が出ます。

■原因
口角炎になる原因は様々ありますが、
・カンジダ菌
・ビタミンB群の不足
・乾燥
・体調不良(胃の不調、ストレス)
などが主な原因です。

そのほか、刺激物を食べたり、
癖で口の端をなめる、
指で触ってしまうといった場合に
起こります。

カンジダ菌は
カビの一種ではありますが、
健康な状態でも身体にいる常在菌です。

口や腸内にも住んでいますが、
身体の免疫力が落ちると
その数が増え、
病気の症状を引き起こします。

そのほか、口角炎に似た症状として

口唇ヘルペスがありますが、
口唇ヘルペスは
ヘルペスウイルスが原因であり、
口への違和感やかゆみのあと、
口角炎とは違い
水ぶくれができる点が特徴です。

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口角炎の予防と対策
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口角炎自体は
重い病気ではありませんが、
口元にできる病気のため、
食事をしたり話したりなど
日常の動作一つに影響してきます。

こちらでは簡単に
予防と対策についてご紹介します。

■口角を刺激しない
口角炎は刺激により
発症することも多いため、
前述した
口の端をなめたり、
指で触るといったことは
控えるようにしましょう。

タオルやふきんで
口をこすり過ぎないことも予防になります。

■保湿をする
肌のバリア機能が落ちていると、
少しの刺激で
口角炎になりやすくなります。

乾燥が気になるときは
ワセリンなど刺激の少ない
保湿剤を使って保湿をしましょう。

■体調管理をしっかりする
免疫力の低下が原因の一つとなるため、
ストレスや疲労をためないこと、
睡眠不足に気を付けることが大切です。

免疫力が上がれば予防にもなるほか
治りも早くなります。

■ビタミンB群を摂取する
ビタミンB群は皮膚や粘膜の健康状態を
維持する役割もあります。
そのためビタミン不足になると、
口角炎にもつながってしまいます。

ビタミンB群は肉類や野菜など
それぞれにまんべんなく
含まれているため
偏った食事にならないよう、
肉類と野菜をバランス良く
摂るようにしましょう。

口角炎は保湿することを忘れずに
体調を整えれば、
自然と治ることも多くあります。

ただ、
悪化する場合はその時点で早めに
お医者さんに相談することも
考えましょう。

自己判断は逆に症状を
長引かせることもありますので、
皮膚科や口腔外科を
受診することがおすすめです。


いかがでしたか?
口角炎は物理的な刺激でも
できやすいですが、
まずは体調を整え
免疫力を落とさないことが大切です。

また、ほかの病気が原因で
口角炎があらわれることもありますので、
なかなか治らない
ということがある場合は、
前述したように
お医者さんに相談するように
してくださいね 。