近年の健康ブームに伴って
コンビニエンスストアやスーパーでも
雑穀を使った商品を目にする機会が
増えましたね。

雑穀には具体的に
どんなものがあるのか、
みなさんはご存じでしょうか?

今回はそんな雑穀について
お話しします。
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雑穀って?
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雑穀は米や麦以外の穀物の
総称のことで、代表的なものには
アワやキビなどがあります。

縄文時代には
アワ、キビ、ヒエ、大麦といった雑穀が
米よりも前に栽培されていたとも
いわれています。


江戸時代の頃には
米も栽培され始めましたが、
米=白米はいわゆる高級品であり、
年貢としても納められていたため、
上流階級などの一部の人々以外は
ほとんど食べることができませんでした。

白米が一般的な主食となったのは
戦後豊かになってからのことで、
それまでは
雑穀と少しの白米を混ぜて
炊いたものが主食だったのです。

■五穀ってなに?
「五穀」という単語を
聞いたことがあるかもしれませんが、
五穀とは
米・麦・豆・アワ・キビ(またはヒエ)
のことを主に指します。

ただ現在では、五穀は
「ブレンドした5つの種類=五穀」を
指すことが多いようです。

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雑穀の種類
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雑穀は白米よりも
ビタミンやミネラル、食物繊維などを
豊富に含んでおり、
とても栄養価の高い食品です。
こちらでは主な雑穀の種類と
栄養について簡単にご紹介します。

■キビ
乾燥に強いイネ科の一年草。
特に肝機能を高める
必須アミノ酸(メチオニン)を
豊富に含んでいます。

■アワ
イネ科の多年草。鉄分の含有量が多く、
貧血対策などにおすすめです。

■ヒエ
必須アミノ酸であるトリプトファンが
多く含まれています。

トリプトファンは
脳内の情報の受け渡しを行う
神経伝達物質の材料であり、
精神を安定させるはたらきが
期待できます。

■大麦(押し麦)
雑穀の中でも食物繊維が突出して
多いのが特徴です。
食物繊維は
コレステロール値の改善や
糖質の吸収を抑えるはたらきがあります。

■アマランサス
アマランサスに含まれている
たんぱく質には、
身体の組織の修復や成長に関わる
必須アミノ酸(リジン)が
多く含まれています。


疲労回復や集中力を高める
はたらきのほか、
肝機能を高める
はたらきが期待できます。

■黒米
古代米の一つで
薬膳料理にも使われる食材です。

抗酸化作用のあるアントシアニンを
豊富に含んでおり、
目の健康を保つのに役立ちます。

■赤米
黒米と同じく古代米の一つで、
抗酸化作用のあるタンニンという色素が
含まれています。

体内の余分な活性酸素による酸化を
防いでくれるため、
老化予防が期待できます。


雑穀は白米などに混ぜて食べる方法が
手軽で簡単ですが、
そのほかにもスープに加えたり
サラダやおかずと合わせるなど
いろいろな食べ方があります。

歯ごたえのあるものも多いため、
満腹感が得られるのも特徴です。


いかがでしたか?
急に雑穀をメインにすることは難しくとも、
白米などと混ぜることで
食べやすくなります。

雑穀にもそれぞれ食感や
粒の大きさの違いがあるため、
自分の好きな組み合わせや
食べ方を見つけてみてくださいね。