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家庭内事故とは?
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家庭内事故とは、
簡単にいうと自宅などで起こる
不慮の事故のことをいいます。
階段や段差による転倒、
料理中などのケガや火傷……など
原因は様々です。
発生場所は「居間」が約4割、
そのほか
階段、台所、浴室などが続きます。
また、溺死、窒息、転落・転倒の順で
死亡事故も発生しています。
実は家庭内で起こった事故死は
交通事故死とほぼ同じ件数となっており、
家の中だからといっても
安心しすぎるのは禁物なのです。
中でも自分で危険を
回避することができない乳幼児や、
高齢者の方による事故率は
家庭内事故の大半を占めています。
■乳幼児に多い事故
12歳以下の子供による
家庭内事故のうち、
その半分近くは0歳から2歳までの
乳幼児です。
転落、誤えん、転倒が大半で、
この頃は心身ともに
どんどんと成長していくため
周りの予想を上回る行動から
事故が発生しやすくなります。
■高齢者に多い事故
高齢になるにつれ、
筋力や骨の強度は少しずつ
低下してしまいます。
そのため
ちょっとした段差につまずいたり、
とっさに回避行動をとれない
場合があります。
階段での転落や転倒、
お風呂で溺れてしまう、
といった事故が多く、
また、怪我をした場合、
重症化しやすいといったことがあります。
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安全に暮らすための対策
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家庭内事故を防ぎたいとは思っていても
リフォームなどは難しい……
という場合ももちろんあります。
しかし、大掛かりなものではなくても
少し気を付けるだけで
危険を回避することはできます。
こちらでは簡単にできる対策について
ご紹介します。
■階段
階段での事故の多くは足を滑らせたり、
つまずいてしまうことが原因です。
手すりをつけることは効果的ですが、
それ以外に
適度に滑らないシートを敷いたり、
足元がよく見えるように
少しでも暗くなったら
電気を点けるようにしましょう。
■居間
居間はフローリングの床が
滑りやすいことで
事故が多く発生しています。
カーペットなどを敷くことも
おすすめではありますが、
高齢の方の場合は
逆にカーペットに
引っかかってしまうこともあります。
床に物を置かないようにし、
段差にはわかりやすいように
テープなどを貼る、
段差を埋めるといった
工夫をするようにしましょう。
■浴室
浴室は床や浴槽が滑りやすかったり、
浴槽の高さが
合わないことなどがあります。
床に滑り止めのマットを置いたり、
浴槽用のイスや踏み台を用意しておくと
転倒や溺れるといったことを
防ぐことができます。
ほかにも、
対策をしているご家庭も多いかと
思いますが、乳幼児がいる場合は
乳幼児の手の届く場所に物を置かない、
これからの時期は
窓を開けるときに落ちたりしないよう
特に気を付ける、
といったことも大切です。
いかがでしたか?
自宅が危険な場所というのは
とても悲しいですよね。
家を危険な場所にしないよう、
特に小さなお子様や
高齢の方がいる場合は
少しずつでも改善をするように
してみてくださいね。
物が多いことでぶつかってしまったり、
崩れてきたりということもありますので、
事故防止のため
整理整頓も心掛けるようにしましょう。