徐々に気温も上がり、
夏へと移り変わる季節ですが、
ペットを飼っている方はしっかりと
ペットの虫対策をしているでしょうか?

万が一、ノミなどの繁殖を
許してしまった場合は、
ノミの持つ菌が猫や犬に感染し、
さらには自分にも
感染してしまうことで起こる
猫ひっかき病という病気に
なってしまうかもしれません。

今回はそんな猫ひっかき病について
お話しします。
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ノミから感染?猫ひっかき病とは
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猫ひっかき病は
別名バルトネラ症と呼ばれ、
その名のとおりバルトネラ菌という
菌が原因で発症する病気です。

猫や犬がバルトネラ菌を持ったノミに
血を吸われることで感染し、
さらにその犬や猫が人をひっかいたり、
かむことで人にも感染します。
(人がノミに直接かまれることで
感染する場合もあります。)


猫からの感染が多い病気ですが、
犬から感染することもあります。

バルトネラ菌は猫や犬にとっては
常在菌のため、感染したとしても
症状があらわれることはなく、
治療も必要ありません。

ただ、人が感染した場合は
数日から数週間の潜伏期間のあと、
・傷口が化膿する
・発疹が出る
・リンパ節が腫れる
・発熱
・倦怠感
・食欲不振

などの症状があらわれます。

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予防と対策
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軽症の場合は自然治癒することも多い
猫ひっかき病ですが、症状が重い場合は、
抗生物質による治療が必要になります。

しかし、猫ひっかき病は十分に
予防をすることも可能な病気ですので、
こちらでは簡単に
予防についてご紹介します。

■予防
・猫や犬の爪を短く切る
・定期的にノミ、ダニなどの
 寄生虫駆除をする
・排泄物に直接触らない
・過度な接触を避ける
 (食べ物の口移しなど)


また、ひっかかれたり、
かまれてしまった場合は
・傷口を流水でしっかりと洗う
・オキシドールやアルコールなどで
 消毒する
ということが大切です。

もし、
ひっかかれたり、かまれてしまったあと、
痛みが強くなったり、腫れたという場合は
早めにお医者さんに
相談するようにしましょう。

その際に
「犬猫にひっかかれた(かまれた)傷」
ということも
あわせて伝えるようにしてください。

なお、犬猫に治療が不要といっても、
ノミは犬や猫にとってストレスになります。

ノミを発見した場合は
動物病院に行って取ってもらうか、
専用のクシなどで
取ってあげるようにしましょう。

ノミを取るときに
つぶしてしまうのが心配、という方は
動物病院でやってもらうようにしましょう。

ノミはつぶしてしまうと
卵が部屋中に飛び散ってしまう
可能性がありますので、
せっかく取っても結局ノミが大量発生!
ということになってしまいます。


いかがでしたか?
猫や犬を飼っている場合は
通年ノミに対して
気を付ける必要があります。

また、可愛いからといって
過度な接触をすると
感染してしまうことがありますので、
適度なスキンシップを
心掛けるようにしてくださいね。