【331話】牛乳は健康づくりに最適! by 北の快適工房 そのまま飲んだり、料理に使ったりなど、みなさんの食卓にもよく登場する牛乳。牛乳=子供が飲んだほうが良い、と思っている方もいるかもしれませんが、大人にもぜひ飲んでほしいものなんです。今回はそんな牛乳についてお話しします。 ============================== 牛乳の種類 ============================== 牛乳はさまざまな栄養素が バランス良く含まれている食品です。 身体の活動に必要不可欠な たんぱく質、脂質、炭水化物のほかにも、 カルシウムなどのミネラル、 ビタミンなども含まれています。 ■牛乳の種類 乳牛からしぼったままの 状態のものを「生乳」、 生乳を処理・加熱殺菌したものを 「牛乳」と呼びます。 また、一般的にわたしたちが 「牛乳」と呼んでいるものは、 7つに分けられます。 ・牛乳 均質化処理をしたのち 加熱殺菌したもの。 (原料は生乳100%) ※均一化処理:牛乳のクリームが浮いてくるのを防ぎ、 舌触りなどを滑らかにすること ・特別牛乳 特別に許可を受けた牧場で 作られたもの。 (通常の牛乳よりも成分が濃厚) ・成分調整牛乳 一般的によく飲まれているもので、 生乳から成分(水分、乳脂肪分など)の 一部を除去し、成分濃度を調整したもの。 ・低脂肪牛乳 生乳から乳脂肪分の一部を減らし、 低脂肪にしたもの。 (0.5%以上、1.5%未満) ・無脂肪牛乳 生乳から乳脂肪分量を ほぼ減らしたもの。(0.5%未満) ・加工乳 生乳に生乳由来の 脱脂粉乳やバターなどの乳製品を 加えたもの。 (乳製品と水以外は加えない) ・乳飲料 生乳や乳成分を主原料に 乳製品以外のものも加えたもの。 ============================== 牛乳の栄養素 ============================== こちらでは牛乳に含まれている 栄養について簡単にご紹介します。 ■カルシウム 骨や歯を形成しているほとんどが このカルシウムです。 カルシウムが多く含まれる食品の中でも 牛乳はカルシウムの吸収を助ける 乳糖やカゼインホスホペプチドが 含まれているため、 吸収率が高いのも特徴です。 ■たんぱく質 牛乳には必須アミノ酸を含む 20種類のアミノ酸がバランス良く 含まれています。 アミノ酸は結合することで さまざまな種類のたんぱく質へと変わり、 皮膚や筋肉のもとになります。 また、牛乳にはラクトフェリンという たんぱく質が含まれており、 鉄と結び付くことで細菌の増殖を抑え、 免疫機能を高めてくれます。 ■ビタミンB2、B12 ビタミンB2は、身体の成長や 美容にも関わる成分で、 エネルギー代謝や 細胞の新陳代謝を促進し、 健康な皮膚や髪、爪をつくる はたらきがあります。 ビタミンB12は 神経のはたらきに関わる栄養素で、 身体のさまざまな代謝を 調整してくれます。 ■栄養がバランス良く 含まれているのがポイント! 前述したように牛乳には 三大栄養素である たんぱく質、脂質、炭水化物のほかにも、 カルシウムやビタミンなども 豊富に含まれています。 これによってそれぞれの栄養素同士が そのはたらきを助け合い、 お互いの消化吸収を高めてくれます。 いかがでしたか? 牛乳はバランス良く 栄養素をとることができるため 健康づくりにはもってこいの食品です。 暑さがまだ続く今の時期に、 栄養補給として牛乳も 取り入れてみてくださいね! カテゴリなしの他の記事 < 前の記事次の記事 >