薬味としても活躍するゴマ。
その小さな一粒一粒には
栄養がぎゅっと詰まっています。

今回はそんなゴマについて
お話しします。


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ゴマってどんなもの?
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9月から10月にかけて旬を迎えるゴマ。
ゴマは1mほどまで成長する一年草で、
薄紫色の花が咲きます。


実にはぎっしりと種子が詰まっており、
その種子は熟成すると
実が裂けて外に出てきます。
この種子がいわゆるゴマになります。

日本にゴマが伝わったのは
縄文時代だといわれています。

奈良時代になるとゴマ油が作られ、
平安時代には灯り用の油として
使われたほか、
油以外にもゴマそのものを
料理やお菓子に使っていました。

ゴマは種子の外皮の色によって
種類が分けられており、
主に白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマ
などがありますが、栄養自体に
ほとんど違いはありません。

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ゴマの栄養素
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ゴマの成分はその半分が
脂質で占められ、そのほか
たんぱく質が2割、
食物繊維が1割、
残りの2割がビタミンや
ミネラルになります。


こちらでは簡単にゴマの栄養素について
ご紹介します。

■リノール酸とオレイン酸
ゴマに含まれている脂質は
主にリノール酸とオレイン酸で
構成されており、これらの成分は
血液をサラサラにする
はたらきがあります。

リノール酸とオレイン酸はともに
必須脂肪酸であり、
体内で合成することができない
栄養素です。

■たんぱく質
畑の肉と呼ばれる大豆と同じく、
ゴマには必須アミノ酸を多く含む
良質なたんぱく質が含まれています。

たんぱく質は皮膚や筋肉、臓器などの
組織を構成する重要な成分であり、
ほかにも免疫力の向上や
血の巡りを良くするなど、
さまざまなはたらきがあります。

■ゴマリグナン
ゴマに含まれる
強い抗酸化作用を持った成分。
すべてのゴマ製品に多く含まれている
セサミンや、
特にゴマ油に多く含まれている
セサミノールなども
このゴマリグナンの一つです。

身体の老化を予防することが
できるほか、
肝臓の機能を高めるはたらきがあり、
二日酔いの予防効果も期待できます。


なお、ゴマはアレルギー表示の対象となる
27品に含まれているため、
アレルギー体質の方は
ゴマを食べる際には
注意するようにしてください。


いかがでしたか?
ゴマの外皮はかたいため、
そのまま食べても
栄養素が中々吸収されません。

栄養素を吸収するには
すりゴマや
粉末、ペーストにして
食べるのがおすすめですよ!

一日大さじ1~2杯程度を目安に
食べてみてくださいね。