8月から10月にかけて収穫が始まり、
9月から12月頃までが
食べ頃のさつまいも。

ご存じのとおり秋は美味しい食べ物が
たくさん出回る季節でもありますが、
その一つであるさつまいもも
栄養豊富で健康にも良い食材です。

今回はそんなさつまいもについて
お話しします。

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さつまいもとは
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熱帯アメリカ原産の一年草で、
やせた土地でも育つことから、
飢饉のときの非常食としても
活躍したといわれる野菜。
別名「甘藷(かんしょ)」とも言われます。


栽培地はあまり選びませんが、
寒さには弱く、水はけの良い
火山灰を含んだ土が適しているため、
主に鹿児島県、茨城県、千葉県、
宮崎県、徳島県で多く栽培されています。

「さつまいも」と呼ばれる前は、
唐芋(からいも)や琉球藷(りゅうきゅういも)
と呼ばれていましたが、
薩摩藩(現在の鹿児島県)での栽培が
盛んになってことで、
今の呼び方が定着したとされています。

■さつまいもの種類
多く生産されている種類として
紅あずま、高系(こうけい)14号、
黄金千貫(こがねせんがん)
シロユタカ
などがありますが、
皮が白い黄金千貫やシロユタカは
主に原料や加工用として
作られている種類のため、
そのままスーパーに並ぶことは
ほとんどありません。

黄金千貫(こがねせんがん)

一方の紅あずまや高系14号などは、
蒸す、焼くといった方法で
手軽に食べられる品種です。

ちなみに昔から人気が高い
鳴門金時(なるときんとき)は、
高系14号をもとに改良された品種で、
海のミネラルを多く含む
砂地で育てられます。

そのほか、最近では従来の
ほくほく系以外の種類も増え、
鹿児島県の種子島で多く作られている
ねっとり系代表の安納芋や、
比較的新しい種類である
しっとりとした食感が特徴の
紅はるかなども人気が高まっています。

なお、中身が紫色をしている種類は、
総じて紫芋と呼ばれています。
ほかの種類に比べると
甘さは控えめです。

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さつまいもの栄養
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こちらではさつまいもの栄養について
簡単にご紹介します。

・食物繊維
食物繊維は、コレステロール値を下げ、
脂質、糖、塩分の吸収を
ゆるやかにしてくれる
はたらきがあります。

・ビタミンC
皮膚や粘膜の健康維持を助けるほか、
免疫力を高め
感染症などを予防する効果や、
ストレスによるダメージから
身体を守る効果が期待できます。

また、さつまいもに含まれるビタミンCは
でんぷんに保護されているため、
加熱しても壊れにくいのが特徴です。

・アントシアニン
中身が紫色の品種には、
一般的なさつまいもの栄養のほかにも
ポリフェノールの一種である
アントシアニンが含まれています。

強い抗酸化作用がある
アントシアニンは、
活性酸素を消去するはたらきがあります。

■美味しいさつまいもの選び方
さつまいもは、
色ムラがなく、皮にハリがあり、
中央が膨らんでいるものを選びましょう。

皮に黒っぽいあとがあるものは、
熟成して蜜がしみ出たあとであり
糖度が高い証拠ですのでおすすめです。


いかがでしたか?
甘さの中にも
しっかりと栄養が入っているさつまいもは
食べやすく、健康維持にもおすすめです。

いろいろな旬の食材も取り入れながら、
寒い季節に備えましょう!