年末年始はごちそうを食べたり
飲み会の回数が多くなりがちのため、
胃の調子が……という方も
多いのではないでしょうか?

胃は働き者の臓器ですが、
疲れてしまうとその影響は
身体全体に出てきてしまいます。


今回はそんな胃を休める方法について
お話しします。
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胃の健康は身体の健康
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私たちの身体は細胞ひとつひとつが
それぞれの役割を果たすことで
元気に活動することができます。

身体にある機能は
そのどれもが必要なものですが、

特に胃は健康を維持する上で
欠かせない臓器の一つです。

胃では食べ物が
胃液と蠕動
ぜんどう運動によって
すりつぶされ、その後小腸で
栄養のほとんどが吸収されます。

残った水分は大腸で吸収され、
最後に便として排出されます。

つまり胃が正常にはたらくことによって、
身体に必要な栄養を取り込むことができ、
さらにその栄養をもとに
身体のさまざまな機能を
動かすことができるのです。

■胃の不調による症状
私たちの健康を支えている胃ですが、
食べ過ぎや飲み過ぎが続くと
休むことができず、
はたらきが低下してしまいます。

以下のような症状があらわれた場合は
胃が疲れている可能性があります。

・胃のもたれ
・膨満感
・胃の痛み
・胸やけ
・吐き気
・食欲不振
・便秘、下痢

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疲れた胃を休めるためには
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食べ過ぎたな、胃が重いな、
と感じた際には、
胃に優しいものを食べることで
負荷を減らし、
胃の回復を早めることができます。

・食物繊維や脂肪分が
 少ないものを食べる

・雑炊やおかゆ、うどん、スープなど
 消化しやすいメニューを選ぶ

・胃の刺激になりやすい食事は控える

(カフェインやアルコール、
炭酸が含まれているもの
辛いもの、冷たいものなど)

・一度に食べる量は
 多くなり過ぎないように注意する


・よく噛んで食べる

・調理方法を工夫する

煮る、蒸す、ゆでるなど
柔らかくなるように調理する、
具材は細かく刻む

・食事の時間を工夫する
運動前、入浴の前後、
就寝の3時間前を避ける


普段の食事でもよく噛んで食べる、
一度の食事は腹8分目までにする、
といったことを心掛けると
さらに胃を休める時間を
増やすことができます。

疲れた胃には七草粥もおすすめです。
気になる方はこちら



いかがでしたか?
年末年始はもちろん普段の生活でも
胃が疲れているかも、と思ったときは
積極的に
胃を休めてあげるようにしてくださいね。
胃を労わって
健康維持を目指しましょう!