近年話題に上がることが多くなった
黄砂とPM2.5。

毎年この時期になると
耳にすることが増えますが、
実際にどういうものなのか、
皆様はご存じでしょうか?

今回はそんな黄砂とPM2.5について
お話しします。

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黄砂、PM2.5とは?
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■黄砂
黄砂は、主に中国の乾燥地帯(砂漠)や
黄土地帯の砂が強風(偏西風)にのって
日本に飛来し、
地上に降り注ぐ現象をいいます。

日本では昔から起こっている現象で、
一般的に偏西風が強い
春季(3月~5月)にみられます。


濃度が濃い場合は、空が黄褐色となり、
視界が悪くなることもあります。

黄砂の量は、発生源である地域の
天候に左右されますが、
急速に広がりつつある過放牧や
耕作地などの開発が進むと
乾燥地帯が広がり、
その量が増えるとも言われています。

■PM2.5
PM2.5は
微小粒子状物質(Particulate Matter)
と呼ばれるもので、
大気中に浮遊している
2.5μm(マイクロメートル)以下の
小さな粒子のことをいいます。
※1μmは1mmの1000分の1の大きさ

その粒子は、炭素や硝酸塩
しょうさんえん
硫酸塩
りゅうさんえん、金属といった
さまざまな物質が混ざってできています。
(黄砂でも粒が小さいものは
PM2.5に含まれます。)

また、PM2.5は非常に小さく、
髪の毛の太さの
30分の1程度しかないため、
吸い込んでしまうと
肺の奥にまで入ってしまい、
呼吸器系や循環器系にも
影響が出る可能性があります。

発生源は工場や施設、
自動車といった人為的なものから、
植物から蒸発する揮発性有機化合物や
火山といった
自然によるものまであります。

黄砂と同じく冬から春にかけて
量が多くなります。

■黄砂、PM2.5による影響

黄砂やPM2.5が体内に入り込むと、
いびつな形をした粒子そのものが
身体を刺激するほか、
付着した化学物質などにより
咳や鼻水、くしゃみ、
目のかゆみや充血といった
さまざまな症状を引き起こします。

たとえば
・気管支喘息、肺炎、
 気管支炎の発症や悪化
・皮膚のかゆみ、湿疹、
 接触性皮膚炎の発症、アトピーの悪化
・アレルギー性結膜炎の発症
など生活にも影響するような症状が
多くあります。

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対策はあるの?
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黄砂やPM2.5が発生した場合、
完全に避けることは難しいものですが、
できるだけ吸い込まないように
気を付けることが大切です。

こちらでは対策についてご紹介します。

■対策
・マスクは花粉用ではなく
 ウイルス用を選び、正しく装着する
(PM2.5対策の場合は
医療用や産業用のマスクであれば
より効果的)

・眼鏡をかける
(ゴーグルタイプが◎)

・運動は呼吸回数が増えるため、
屋外での長時間の激しい運動は控える

・洗濯物は外ではなく室内で干す


・なるべく窓を開けない

・帰宅したら玄関先で
 服についた汚れを払う

・黄砂やPM2.5に対応した
 空気清浄機を使う

黄砂やPM2.5の飛散情報は
天気予報などで
チェックするようにしましょう。

特にPM2.5に関しては
健康への影響が懸念されていることから
飛散が多い日は
外出を控えるほうが安心です。


いかがでしたか?
対策や症状が
花粉症と似ている部分もありますが、
のちの影響は黄砂やPM2.5のほうが
大きい場合もあります。

特に症状が出ていないから
自分は大丈夫と思わずに、
今後のためにできるだけ対策を
するようにしてくださいね。