【361話】肩甲骨をほぐして身体スッキリ! by 北の快適工房 人間の骨格は成人の場合、 206個の骨から構成されています。 その中でも肩甲骨(けんこうこつ)は 正しい姿勢を維持するために 必要な骨の一つです。 今回はそんな肩甲骨について お話しします。 ============================== 肩甲骨は姿勢に影響する! ============================== 肩甲骨は、背中の上部で対になっている 三角形の骨です。 肩甲骨は腕の可動域とも 密接にかかわっているため、 この肩甲骨周りの筋肉が かたくなってしまうと、 腕の動きがにぶくなるほか、 姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛を 引き起こすこともあります。 そのため肩甲骨の柔軟性を 維持することが大切です。 ■肩甲骨の柔軟性をチェック 肩甲骨は日常生活で 頻繁に動かす部位ではないため、 意識して使わないと どんどんと凝り固まってしまいます。 まずは肩甲骨の可動域を チェックしてみましょう。 ・体の前方で両腕と手を合わせます。 その際、立っていても 座っていてもOKです。 ・そのままゆっくりと 腕を上げていきます。 そのときに肩の付け根から肘までが、 床と平行以上に上がっていればOKです。 両腕をくっつけただけでもつらい、 腕が上がらないという方は要注意です。 ============================== 肩甲骨まわりの柔軟性を高めよう! ============================== こちらでは 肩甲骨周辺の筋肉をほぐすストレッチを ご紹介いたします。 ■肩甲骨のストレッチ 1.両ひじを曲げ、手は軽く握って 鎖骨のあたりに置きます。 腕がV字になるように、 そのまま肩よりも上に上げていきます。 ※腕が上がらない人は できるところまででOKです。 2. 両ひじの位置をできるだけ 下げないようにしながら、 5秒かけて息を吐き、 ひじを後ろに引きます。 このときぎゅっと 肩甲骨を寄せるイメージで行います。 3. 肩甲骨を寄せたままひじを下げ、 力を抜きます。 1~3を5回繰り返します。 肩甲骨付近の 動きを感じながら行うことで、 背中から肩が楽になり 猫背の改善も期待できます。 できるだけ毎日行うのが理想です。 肩の動きに不安がある方は 無理のない範囲で行うようにしましょう。 いかがでしたか? 肩甲骨の動きが悪いまま放置していると 肩こりがひどくなるばかりか、 姿勢が悪くなり 全身へと影響が広がってしまいます。 逆に肩甲骨の動きがなめらかになれば 身体も楽になる可能性があります。 意識して身体を のびのびと動かしましょう! カテゴリなしの他の記事 < 前の記事次の記事 >