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冬だけじゃない!
春夏にも起きる冷え性
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冬は外気温も低くなるため、
冷えが気になる方は多いかと思います。
しかし、春や夏になっても
手足が冷えて困っている……
という方は意外と多いものです。
また、冷え性のタイプは大きく2つあり、
効果的な対策も少しずつ異なります。
■自律神経の乱れが原因
比較的若い方に多く、
手足だけが冷たい、
平熱なのに冷えを感じる
といった症状が出やすい冷え性です。
・手足の末端が冷たい
・不規則な生活をしている
・ほとんど運動をしない
・冷たい食べ物や飲み物を
摂ることが多い
・入浴はせずシャワーのみが多い
・ストレスを感じやすい
上記の項目が複数当てはまる方は
自律神経のバランスが乱れることで、
血行が悪くなり、その結果
冷えを生じている可能性があります。
■筋肉量の減少が原因
・体温が36℃未満のことが多い
・転びやすい、足がつりやすい
・肉、魚、乳製品をあまり食べない
・ほとんど運動をしない
・65歳以上
上記に複数当てはまる方は、
痩せ気味であったり
加齢による筋肉の減少が原因で、
熱を生み出す筋肉そのものが
少ないために
冷えを生じている可能性があります。
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冷え対策
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こちらでは冷え性の対策について
簡単にご紹介します。
■身体を冷やさないようにする
特に自律神経の乱れタイプの方は、
温かい飲み物を飲むようにしたり、
シャワーではなく
しっかりと湯船に入って
身体を芯まで温めることが大切です。
なお、ホットの飲み物でも、
カフェインが入っている場合は
利尿作用によって熱が逃げてしまうため、
できるだけハーブティーといった
カフェインレスのものを選ぶのが
おすすめです。
お風呂は40℃くらいの温度に設定し、
じんわり芯から
温めてあげるようにしましょう。
■筋肉を減らさない、筋肉を増やす
筋肉量の減少タイプの方は
今ある筋肉を減らさないことと、
少しずつ筋肉量を増やしていくことが
大切です。
ストレッチを取り入れてみたり、
座っている時間を減らすようにするなど、
筋肉量を維持するように
心がけてみましょう。
※ストレッチや運動を行う際は
無理のない範囲で
行うようにしましょう。
また、
筋肉をつくるために必要なたんぱく質、
エネルギーを作り出すのに必要な
炭水化物、脂質をバランス良く摂ると
より効果的です。
■温めるポイントは「頭寒足熱」
頭寒足熱
(ずかんそくねつ)とは、
文字通り頭(=上半身)を涼しく、
足(=下半身)を暖かくする方法です。
上半身に比べると下半身は
3~5℃温度が低い傾向にあります。
そのため、
下半身を優先して温めることで
温度差がなくなり、
身体の巡りを良くすることができます。
さらに、
3首と呼ばれる「首、手首、足首」と、
お腹や腰を温めることで
より効率よく
全身を温めることができます。
いかがでしたか?
暖かい時期の冷えは、
ポイントを押さえた対策が必要です。
冷え性が改善すると身体全体の調子が
良くなるともいわれていますので、
放置せずに
ぜひ対策をしてみてくださいね!