米、小麦と並んで
世界三大穀物の一つに数えられる
とうもろこし。
これからの暑い時期に
旬を迎える食材の一つです。

今回はそんなとうもろこしについて
お話しします。
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とうもろこしは種類が豊富
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とうもろこしはイネ科の植物ですが、
未熟種子と完熟種子で分けられており、
未熟種子は野菜、
完熟種子は穀類として扱われます。

私たちがスーパーで買うとうもろこしは、
基本的に未熟種子である
野菜に分類されます。

■とうもろこしの種類
とうもろこしには多くの種類がありますが、
こちらでは主なものをご紹介します。

・甘味種
日本で一般的に
「とうもろこし」と呼ばれる種類は、
スイートコーンのことを指します。


甘味種はさらに
3つの種類に分けられており、
濃い黄色の粒のゴールデンコーン、
小粒で白いシルバーコーン、
黄色と白の粒が混ざった
バイカラーコーンがあります。

・爆裂種
ポップコーンを作る際に
使用される種類です。

ポップコーンは、
加熱されることで
内側にある水分が
水蒸気に変化しようとします。
その際に圧力がかかり、
硬い表面の皮が破裂して
できあがります。

・馬歯種(ばししゅ)
主に牛や豚、鳥などの家畜の飼料として
利用される種類です。

また、食品の製造などに使用される
コーンスターチの原料としても
利用されます。

・硬粒種(こうりゅうしゅ)
加工用や工業用、飼料として
幅広く使われている種類です。

メキシコ料理である
薄焼きパンのトルティーヤの材料としても
利用されます。


・もち種
粒の中のデンプンにもち性があり、
蒸すともちもちとした食感になる種類。

粒の色は、白、黄色のほかにも
黒や紫色などがあります。

・軟粒種(なんりゅうしゅ)
粒の大半が
やわらかいデンプンでできていることから
粉にしやすく、菓子用としても
使用される種類です。

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とうもろこしの栄養
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こちらでは
一般家庭で多く食べられている
甘味種(スイートコーン)の栄養について
簡単にご紹介いたします。

■セルロース
粒の皮部分には
セルロースと呼ばれる食物繊維が
含まれています。

食物繊維は、コレステロール値を下げ、
脂質、糖、塩分の吸収を
ゆるやかにしてくれる
はたらきがあります。

■リノール酸
とうもろこしの胚芽部分には
必須脂肪酸である
リノール酸が含まれています。
(必須脂肪酸とは、
身体の中で作ることができず
食事から摂る必要がある脂肪酸です。)

リノール酸は、
コレステロール値を下げる効果が
期待できます。

■ビタミンB群
とうもろこしには、
炭水化物(糖質)の代謝を促す
ビタミンB1や、糖質、たんぱく質、
脂質からエネルギーを
生み出す際に必要な
酵素をサポートするナイアシンなどが
含まれています。

ビタミンB群は生きるためには
欠かすことのできない栄養素です。


なお、とうもろこしを選ぶ際は
皮が濃い緑色で、
ヒゲにはツヤがあり、
茶色や黒っぽい色のものが
おすすめです。

ヒゲの数と粒の数は同じであるため、
ヒゲにボリュームがあるほど
粒が詰まっています。


いかがでしたか?
とうもろこしは、収穫した直後が
一番甘みがあり美味しい状態です。

購入したあと(収穫後)は
新鮮な状態で食べ切るか、
ゆでたり、蒸したあとに
冷凍保存するのがおすすめですよ。

これから旬を迎える食材を使って
体調管理に役立てましょう!