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種類が豊富なエビ
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日本のエビの消費量は世界的にも多く、
料理やお菓子、
さらには出汁やエキスとしても
幅広く使われています。

食卓にも多く登場するエビですが、
実は日本の自給率は9%程度で、
日本で消費される大半は
ベトナムやインドネシアなどから
輸入されているものです。
エビは種類が多く、その数は
約3,000種ともいわれており、
大きく分けると遊泳型と歩行型の
2種類があります。
泳ぐことに適した遊泳型には
クルマエビや甘エビ、桜エビなどがおり、
水の底を歩くのに適した歩行型には
イセエビやオマールエビなどが
分類されます。
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エビの栄養
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こちらではエビの栄養について
簡単にご紹介します。
■たんぱく質
たんぱく質は皮膚や筋肉、臓器、
血液などをつくる材料になるほか、
免疫にも関わる重要な成分です。
たんぱく質は
肉類にも多く含まれていますが、
エビは脂質が少ないため
たんぱく質を効率よく
摂取しやすい食材です。
■タウリン
タウリンは肝機能を高めるほか
コレステロールを減らす効果が
期待できるため
動脈硬化の予防につながります。
■アスタキサンチン
アスタキサンチンは、エビのほかにも
鮭やイクラにも含まれている
赤色の天然色素です。
眼精疲労の改善や、
脂質の酸化抑制による
動脈硬化の予防が期待されています。
アスタキサンチンは
主にエビの殻に多く含まれているため、
殻ごと食べられる小エビであれば
効率よく摂取することができます。
■カルシウム
エビには骨や歯を丈夫にするための
カルシウムも含まれています。
また、エビのカルシウムは
殻や尻尾に多く含まれているため、
カルシウムをしっかりと摂りたい場合は
アスタキサンチン同様、
丸ごと食べられる
小エビがおすすめです。
■エビの選び方
色や模様が鮮やかで
殻にかたさがあるものが新鮮です。
頭の部分や殻などが
黒ずんでいたり、
生臭いにおいがするものは
鮮度が落ちている可能性が高いため
避けるようにしましょう。
なお、エビは傷むのが早い食材のため、
できるだけ早く食べ切るか、
洗ったあとに
頭や背ワタ、殻を取り除いて
冷凍保存するのがおすすめです。
いかがでしたか?
エビは
良質なたんぱく質が豊富な一方で、
低脂肪でヘルシーな食材です。
使い勝手の良い食材でもありますので、
積極的に食卓に並べてみてくださいね!