調理法によって
シャキシャキ・ホクホクの
食感が楽しめるレンコン。
これからの時期は煮物や正月料理として
見かけることが多くなる、
日本人には馴染み深い食材です。

今回はそんなレンコンについて
お話しします。


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レンコンはこんな野菜
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レンコンとは、水生植物である
(はす)の地下茎(ちかけい)部分のことを
指します。
(地下茎は根ではなく、
茎がふくらんだものをいいます。)

主に茨城、徳島、愛知などで
生産されており、
秋から冬にかけて旬を迎えます。


レンコンは、池や湖、専用の田んぼなど
水の多い粘土質な環境で育つため、
成長するために必要な
空気を取り入れるための穴が
たくさん空いています。

この形状から、
「先が見える、見通しがきく」などの
「縁起物」として、
お正月料理などの
慶事の際に使われます。

ちなみに蓮に似たものとして
睡蓮(すいれん)がありますが、
蓮と睡蓮は別物であり、
レンコンを収穫できるのは蓮のみです。

見た目は似ていますが、
睡蓮の葉には切れ込みがあり、
蓮の葉は切れ込みがなく
円いのが特徴です。

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レンコンの栄養素
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こちらではレンコンの栄養素について
簡単にご紹介します。

■ビタミンC
ビタミンCは免疫機能に関わる栄養素で、
ストレスによるダメージから
身体を守ってくれるはたらきがあります。

ただし、
ビタミンCは水に溶けやすいため、
あく抜きや茹でる際には
短時間で済ませるのがおすすめです。

■カリウム
カリウムは
過剰な塩分を排出してくれるため、
高血圧の予防になるほか、
むくみの予防や筋肉の機能を
正常に保つはたらきがあります。

■パントテン酸
パントテン酸はビタミンB群の一種で、
摂取した糖質や脂質、
たんぱく質の代謝を
助けるはたらきがあります。

■タンニン
タンニンは
体内の余分な活性酸素による
酸化を防いでくれるため、
老化予防や肌を健やかに保つはたらきが
期待できます。

なお、
レンコンを切ったあとに変色するのは
このタンニンが酸化するためです。

■レンコンの選び方と保存方法
両端の節の部分が
カットされていないものが理想ですが、
カットされている場合は
切り口にツヤがあり、
穴の中が白いものを選びましょう。
丸くて太く、厚みのあるものが◎。


また、皮に色むらや傷、
青黒いしみがあるものは
鮮度が落ちているため
避けるようにしましょう。

保存する際は、
節が付いている場合、
湿らせたキッチンペーパーや
新聞紙に包んだ上で、
ポリ袋に入れます。

カットされている場合は
切り口が空気に触れないよう
ラップでしっかりと包み、
そのあとはそれぞれ
冷蔵庫で保存するようにしましょう。

節が付いているものは1週間程度、
カットされているものは
2~3日程度が保存の目安です。


いかがでしたか?
見た目は淡白なレンコンですが
旬の時期は特に栄養も豊富ですので、
ぜひ食べてみてくださいね。