身体を支え、
脳や内臓を保護する役割を持つ骨。
身体の中でも硬い組織を持つ骨ですが、
これがもろく弱くなってしまうと
日常生活にも
大きな影響を与えてしまいます。

今回はそんな人体の骨について
お話しします。


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骨の構造とは
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人の骨は全部で200個ほどあります。
骨(骨膜)には
血管や神経が巡っており、
その構造は
実に複雑なつくりをしています。

骨は主に3層構造になっており、
一番外側から骨膜、
硬い骨質からできている
緻密骨(ちみつこつ)
中心が骨髄で満たされている
スポンジ状の海綿骨でできています。

また、前述にあるように、
骨にはさまざまな役割があるほか、
筋肉や関節とともに身体を動かす、
骨内部にある骨髄で
新しい血液細胞をつくる、
電解質(カルシウムやリン、
ナトリウムなど)を貯蔵する
といったものがあります。

■骨にも新陳代謝がある
皮膚や髪が新陳代謝によって
新しく作られるように、
骨も新陳代謝(=骨代謝)を
繰り返すことで
新しくつくり変えられています。

※骨代謝とは、
破骨(はこつ)細胞によって
古い骨が分解され(=骨吸収)、
骨芽(こつが)細胞によって
骨が新しくつくられる(=骨形成)
というサイクルのことをいいます。

しかし、
骨代謝を行うために必要なホルモンが
正常に分泌されなくなると、
骨吸収と骨形成が
うまく行われず、
バランスが崩れてしまいます。

そうすると、新しい骨がつくられず
だんだんともろくなってしまうのです。

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骨を鍛えることはできるの?
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骨を強く保つためには、
必要な栄養を摂取することはもちろん、
骨代謝そのものを
促してあげることが大切です。

こちらでは骨代謝を促す
(=骨を鍛える)ための
簡単な運動についてご紹介します。

1.軽く足を開いた状態で
まっすぐ立ちます。

2.背筋を伸ばしたまま
両足のかかとを上げます。
※不安定な場合は
なにかにつかまりながら行いましょう。


3.両足のかかとをストンと落とします。


2~3を1セットとして
1日30回程度を目安に行いましょう。
ただし、無理はせず
可能な範囲で行ってください。

なお、膝など関節に疾患がある方、
すでに骨粗しょう症の
診断を受けている方、
高齢の方などは
運動を行う前に医師にご相談ください。

運動不足の方や高齢の方、
若いころに極端なダイエットを
行っていたなどの場合、
骨代謝が低下している
可能性があります。

上記でご紹介した「かかと落とし」は
気軽に行うことができますので、
生活習慣や
食事に気を付けることに加えて
チャレンジしてみてくださいね。


いかがでしたか?
骨が弱くなってしまうと
転倒したときやとっさの動きで
骨折してしまう……といったリスクが
高くなります。

健康的な生活を送るためにも
日頃から骨の強化について
心掛けてみてくださいね。