寒い季節には欠かせない暖房器具。
種類もさまざまなものがありますが、
みなさまはどんなものを
使っているでしょうか?

今回はそんな暖房器具について
お話しします。

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「暖房」と「採暖」の違い
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日本は夏になると
高温多湿になる地域が多いため、
夏に快適に過ごせることを重点に置き、
通気性が良く風通しの良い家を
主体につくられてきました。

そのため、寒さの厳しい
ヨーロッパや韓国などに比べると、
「暖房」自体は
あまり発達していませんでした。

実は、寒さ対策には
「暖房」と「採暖」の2種類があり、
昔から日本がメインに行ってきたのは
囲炉裏や火鉢などによる「採暖」です。

暖房は部屋もしくは家全体といった
空間を温めるのに対し、
採暖は熱源の近くのみ
局所的に温める(=暖をとる)
という方法です。


採暖は身体全体を
均等に温めることはできないため、
長時間使用していると
身体の一部だけが熱くなり過ぎてしまい
身体への負担や不快感につながる
ともいわれています。

現在は気密性が高く
断熱性に優れた家が増えたため、
日本の寒さ対策も採暖から暖房が
メインになってきています。

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暖房器具の種類
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暖房器具は
主に「対流式」「輻射式」「伝導式」の
3つの方式に大別されます。
こちらではそれぞれ簡単にご紹介します。

■対流式
熱によって発生した
暖かい空気を対流させ、
部屋全体を暖める方法です。
広い空間でも早く暖めることができます。

一方で、温風によって肌が乾燥したり、
ホコリが舞い上がる、
定期的な換気が必要といった
デメリットがあります。
※ファンヒーター、エアコン、
 石油ストーブなど

■輻射式
遠赤外線によって
暖房器具の周りだけを暖める方法です。
温風が出ないので空気が乾燥しにくく、
即暖性に優れています。


小型のものが多いため
比較的狭い空間での使用に適しています。
ただし部屋全体が温まるまでには
時間がかかります。
※電気ストーブ、パネルヒーター、
 ハロゲンヒーター、こたつなど

■伝導式
身体に接している部分のみを
暖める方法です。
ダイレクトに身体を温めるため、
温かさを強く感じられます。
接していないと熱は伝わらないため、
部屋全体の暖房としては不向きです。

また長時間同じ箇所に触れていた場合、
低温火傷のリスクがあります。
※ホットカーペット、電気毛布など

上記でご紹介したように
種類ごとにそれぞれ
メリットとデメリットがあります。

シーンや目的に合わせて
複数組み合わせるなど、
暖房を上手に
使い分けてみてくださいね。


いかがでしたか?
冬は空気の乾燥が気になったり、
ヒートショック現象
(急激な温度差によって起こる
身体への悪影響)
のリスクが
高まる時期でもあります。

安全に快適に過ごすため、
換気も適度に行いつつ
暖かく過ごしましょう!