真冬の寒い時期のイメージがある「しもやけ」。
実は冬のはじめや春先などが一番発症しやすい時期なんです。

今回はそんなしもやけについてお話しします。

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しもやけってどんな病気?
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しもやけとは医学的には「凍瘡(とうそう)」と呼ばれており、最低気温が3~5℃前後になる冬のはじめや春先など、昼夜の寒暖差が大きくなる時期に起こりやすくなります。


しもやけは血管への収縮と拡張が繰り返されることで血行不良が起こり、
・手足の指、耳たぶ、鼻先、頬などがかゆい(痛がゆい)
・赤紫色~黒紫色に腫れる
・温めるとかゆみが強くなる
といった症状があらわれます。
悪化すると水ぶくれができ、それが破れることもあります。

特に子供は身体が未発達のため、体温調節がうまくできなかったり、汗をかきやすく、しもやけになりやすい傾向にあります。
ただし、大人でも繰り返し起こることがあるため、特に手足が冷えやすい人は注意が必要です。

■似ているけど違う?「しもやけ」と「凍傷」
しもやけと混同されやすいものとして「凍傷」がありますが、この2つは全く異なる病気です。

前述しているとおり、しもやけは寒さにさらされることで血流が悪化して起こります。
日常生活の中で起こることも多く、その分、予防や対策もしやすい病気です。

一方の凍傷は、冬山の登山など氷点下になるような厳しい寒さに長時間さらされることで起こります。
寒さによって皮膚組織が凍結して血流が滞り、場合によっては壊死や低体温症になります。

しもやけはプラス気温でも起こるのに対し、凍傷は氷点下の環境で発症します。

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しもやけの予防方法
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こちらではしもやけの予防方法について簡単にご紹介します。

■しっかりと身体を保温する
肌が寒さにさらされないように、特に外出時は手袋や厚手の靴下、耳あて、カイロなどを使って防寒するようにしましょう。


室内でも靴下などを履き、冷えやすい足元から指先を守るようにすると◎です。
また、血行を良くするため、ほぐすようにマッサージをするのも有効です。

■汗や水濡れに注意
手袋や靴下が濡れたままになっていると手足が冷えてしまいます。
濡れた場合は早めに取り替えるようにしましょう。
靴もしっかりと乾燥させるとより◎です。

■身体の内側から温める
温かい湯船にゆっくり浸かる、温かい食べ物・飲み物をとるなど内側からも身体を温めることが大切です。


なお、かゆみ・痛みががまんできない、症状が重いという場合には病院へ相談するようにしましょう。


いかがでしたか?
気温が上がってくるこれからの時期はしもやけになりやすくなります。
お子様は特に汗をかきやすく、保温なども自分では上手に調整できないこともあるため、大人の方が注意してあげるようにしてくださいね。