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食事と健康の関係
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人が生きていく中で重要な役割をしている食事。
食事から摂れる栄養素は、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど大きく5つに分けられています。
これらは体内でのはたらきごとに分類されており、主に身体のエネルギー源となるもの、身体を構成するもの、身体の調子を整えるものといったはたらきがあります。
どれも欠かすことのできない栄養素のため、偏った食事を続けていると身体のどこかに不調が現れやすくなります。
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体調別のおすすめ食材
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食事はバランス良く摂取することが理想ですが、身体の調子が悪いときには難しい場合もあります。
また、そういった場合には足りない栄養素を中心に摂取するほうが早い回復につながります。
こちらでは体調別のおすすめ食材について簡単にご紹介します。
■食欲不振
カブ、山芋、大根、生姜、ネギなどは胃腸を整える作用が期待できます。
冷たいものよりも温かい状態のほうが◎。
ただし、食欲がない場合は、消化器官が疲れていることが原因でもあるため、無理をして食事をする必要はありません。
■貧血(鉄欠乏性貧血)
レバー、赤身肉、あさり、豆製品、小松菜、ほうれん草など鉄分を多く含む食材を中心に食べましょう。
また、鉄分はビタミンCと一緒に食べることで吸収されやすくなります。
ビタミンCを多く含む食材には、ピーマンやブロッコリーのほか、キウイフルーツやイチゴ、柑橘系の果物などがあります。
■風邪気味
カボチャ、トマト、豚肉、生姜、ネギ、はちみつといった身体の免疫力を上げてくれる食材がおすすめです。
食欲がない場合は、前述した「食欲不振」の食材(カブ、山芋、大根、生姜、ネギなど)をプラスすると◎。
なお、身体に良いとはいえ無理をして食べるのはNG。自分の体調に合わせることが大切です。
体調がなかなかよくならない、症状が気になるといった場合には医師へ相談するようにしてください。
いかがでしたか?
健康維持のためには普段の食事からいろいろな食材を取り入れることが大切です。
それでも体調を崩してしまったときは、ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね。