毎日が忙しく、身体を動かす機会が少ないという方もいるかと思います。

そういった方には、日常の動作で活動量をアップさせる「ながら運動」がおすすめです。

今回はそんな「ながら運動」についてお話しします。


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毎日の活動量を増やそう
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■運動不足は生活の質を低下させる?
運動不足になると、活動量・体力・筋力が低下していき、立ったり、歩いたりということも億劫になります。

そうなると、外出や趣味を楽しむ機会が減っていき、生活の質がどんどん低下していきます。

運動不足は生活習慣病を招く大きな原因にもなりますので、日頃、運動量が少ないと感じる場合には少しでも活動量を増やしていくことが大切です。

■ながら運動とは?
ながら運動は、日常の動作に少し運動を加えることをいいます。

日常的な動作でも意識をしながら動かすことで、筋力の維持や向上、代謝アップのほか、気分がスッキリする、脳が活性化するといったことが期待できます。

運動へのハードルが高いと感じる方には特におすすめです。

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ながら運動をやってみよう!
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こちらではおすすめの「ながら運動」について簡単にご紹介します。

■つま先立ちをしながら立つ
じっと立っているときはつま先立ちをしてみましょう。


ふくらはぎの筋肉を意識しながら、両足のかかとを床につけないようにゆっくりと上げ下げします。
このとき体重をつま先にのせると効果的です。

※バランスが取りにくい場合は何かにつかまりながら行ってください。

ふくらはぎは足元に送られてきた血液を心臓まで戻すポンプのような役割を果たしているため、巡りを促してむくみを予防することにもつながります。

■家事をしながらスクワット
洗濯物を干すときや下にある物を取るときなど、しゃがむ動作を行うときはスクワットを意識してみましょう。

スクワットは下半身の大きな筋肉を使うため、しっかりとポイントをおさえて行うといい運動になります。

このとき
  • 足を肩幅に開く
  • ひざを痛めないよう、かかとに重心がくるようにする
  • 腰を下ろすときは、ひざが直角になるように曲げる
といったことを意識しましょう。


ただし、慣れていないとバランスを崩すこともありますので無理はしないようにしてください。

また、片手で持てるような荷物を持っている場合、肩や腕にかけるのではなく手で持つようにしたり、左右でときどき持ち方を変えることもおすすめです。


いかがでしたか?
運動は、続けることで健康維持につながります。
頑張りすぎず気持ちよく身体を動かすことを習慣にしてみてくださいね!